引越しの挨拶をしない人も増えていると言われていますが、気持ち良く暮らすためにやっぱり挨拶には行きたい…そんな人もいますよね。 

でも、挨拶が当たり前でなくなった今、そのやり方や基本がよくわからないというのもよくある話。 

そこで今回は、引越し挨拶の基本について、紹介していきますね。 

引越しの挨拶は必要なもの?

引越しの際の挨拶が必要なのかそうでないのか…については、個人の考え方次第と言えます。 

そもそも引越しの挨拶が何のために行われるのかというと、これからそこで生活していく上で周囲に迷惑をかけることもあればお世話になることも多々あるはずなので、「よろしくお願いします」という意味そして引越しに伴う騒音などに対するお詫びの意味が込められているんですね。 

子供がいれば一緒に遊んだり、登校班が一緒になる場合もあるでしょう。 

また、自治会・子供会など地域での活動への参加、防災・防犯の際の連携などいろいろあります。 

そういう意味では、独身・家族(夫婦)に関わらず顔を覚えてもらうという役割でもありますよね。 

ゴミ出しひとつを考えても、その自治会単位でのものになるので「自分には関係ない。誰の世話にもなっていない」という考え方はできないというのが実際のところです。 

筆者が以前住んでいた市営住宅に「自治会には入らない」という人がいましたが、後日その人に対して住宅の自治会から「それならこの団地のゴミ置き場にゴミを出すな」というお達しがあったそうです。 

すべての自治会がそういった対応をするとは限りませんが、中にはそういう所もあります。 

引越しの挨拶をしないからどうなるという問題ではないかもしれませんが、住宅の種類によっては厳しい地域もあるというのが現実です。 

具体的には、アパートやマンションの場合比較的そういった点ではゆるいのですが、一戸建ては厳しい傾向にあるといえます。 

また、家族よりも単身者のほうが挨拶に関してはゆるい傾向が見られます。 

新しく引っ越した地域でお友達を作って快適に暮らそう…そう考えるのなら、引越し挨拶はしておいたほうが良い場合が多く、周囲に受け入れてもらいやすい環境を作るきっかけにもなると言えるでしょう。 

 

引越し挨拶のタイミングとその範囲

旧居での引越しの挨拶は引越しをする前というのが一般的ですが、新居での引越しの挨拶をする場合のタイミングは、引越しが終わった後というのが一般的です。 

しかし、たとえば引越しの時間が早朝や夜などになってしまう場合は、引越し作業開始前…できれば前日などに「明日、引越しがあるのでご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします」といった形で知らせておくのも良いでしょう。 

その際、不在などの留守宅や時間帯によっては居留守などの可能性もあるので挨拶文を手紙にして用意しておくと万全です。 

また、事前の挨拶の場合は手土産などは持たずに言葉だけの挨拶で十分です。 

引越し後の正式な挨拶の際に、ギフトなどの品物を持って改めて伺いましょう。 

ところで引越し挨拶に伺う時間帯ですが、一般的には夕方や午前中などが迷惑になりにくく、また、在宅の可能性もあるのでマナーという意味でもおすすめできます。 

ただ、仕事などで朝早くか帰宅後しか時間がないと言う場合は、とりあえず手紙などで後日挨拶に伺いたい旨をお知らせしておくのも方法です。 

例えば「次の日曜日(○日)の○時頃、改めて引越しのご挨拶に伺わせていただきたいと存じます」のような形でしょうか。 

そうした上で、休日に正式なご挨拶に伺えば良いでしょう。 

さて、挨拶に回る範囲ですが、アパートやマンションなどの集合住宅と一戸建てではその範囲に若干の違いが見られます。 

  • 一戸建て:向こう三軒両隣と言って、合計5軒の家に挨拶にまわることを意味しています。 向こう三軒両隣とは、向こう側(向かい側)3軒と両隣の2軒…のことをさしています。 
  • 集合住宅:上下・左右の合計4軒には挨拶をしておくと良いとされています。 

一般的な挨拶の範囲は上記のようになり、まわる範囲や何軒まわるかが若干異なります。 

集合住宅の挨拶の範囲の「上の階」については、迷惑をかけられることはあっても自分は迷惑をかけない!と思う人も多いかと思いますが、集合住宅の音の問題は、必ずしも上から下に行くだけのものではありません。 

下から上に響く音もあるので、挨拶に行っておけばトラブルが起こってもこじれることは避けられる可能性もあります。 

また、マンションやアパートの管理人さんが常駐している場合は、やはりお世話になる人ですので挨拶をしておくと気持ちよく暮らせます。 

特にオートロックのマンションの場合は管理人さんへの挨拶も欠かせないものです。 

同じく町内会長や大家さんにも、その機会があれば挨拶をしておくのは悪いことではありません。 

特に町内会長はその町内のルールなどを教えてもらうなど今後いろいろな場面でお世話になっていくので、挨拶をしておくべき相手でしょう。 

挨拶の範囲がわからない等、どこまで挨拶に行くべきなのか迷ったら参考にしてみてくださいね。 

 

挨拶の品物選び

引越し挨拶で持っていく品物は、どんなものにすれば無難なのか、金額はいくらぐらいが普通なのか、渡し方はどうすればいいのか、悩みますよね。 

一昔前は引越し挨拶と言ったらお菓子やタオルが一般的でしたが、今は実用性を重視したものが好まれています。 

具体的には、 

  • ゴミ袋:自治体の指定のゴミ袋がある場合はそれを使います。 
  • ラップやホイル:セットにして渡しても金額的には十分範囲内ですが、とても喜ばれます。 
  • タオル:柄などに好みがある場合もあるので、無地のものが無難です。 

などが主流です。 

ゴミ袋もラップもホイルも、あまり好みなどは関係なく、実用性のある消耗品として「必要なもの」だからなんですね。 

タオルの場合は好みに合わなかった場合でも雑巾にするなど実用性があるので嫌がられることはありません。 

そのため筆者も引越し挨拶にはラップ&ホイルなどをよく利用しています。 

さて金額ですが、1軒あたり500円前後、高くても1,000円程度までで良いでしょう。 

配る軒数が少なくとも4軒前後はあるのでそのくらいにとどめておいても問題はありません。 

また、のしについてはどこで買うかにもよりますが、ホームセンターなどで購入しても、のしは別途もらえますのでそういったものを利用してみても良いですし、のしのテンプレートを公開しているサイトもあるので、そういったものを利用するのも素敵でしょう。 

 

マイクロソフトオフィス総合活用サイト 

https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=11642 

意外に(?!)素敵なのしのテンプレートが置いてあります。 

 

のし無料 

http://www.noshi.jp/ 

おめでたいサービス満載のサイトです。 

 

いずれのサイトも無料で利用できるのしのテンプレートサイトなので、活用してみてくださいね。 

 

何度たずねても留守・居留守の場合は?

いざ引越しの挨拶に行っても、留守…不在…もしかしたら居留守なのかも…というお宅が必ずあります。 

筆者も「何度たずねてもいつも留守」というお宅に困ったことがあります。 

しかも部屋に明かりはついているので居留守だろう事がよくわかっただけに、本当に困りました。 

そんな場合は、可能なら町内会長さんや周辺のお宅の方に「ご挨拶に伺ってもいつもいらっしゃらないのですが、何時ごろならお会いできるのか」をそれとなく聞いてみると良いかもしれません。 

世話好きな周囲の方や町内会長さんなら一緒に訪問してくれる可能性だってあります。 

また、何度たずねても完全に居留守だとわかる状態なら、あまりかかわりを持ちたくないと考えているのかもしれませんので、挨拶状を封筒に入れて品物と一緒にドアノブにかけておいても良いでしょう。 

その際は相手が居留守を使っているために会えないのであってもそういった点には触れず、丁寧な内容の手紙を書くようにしてください。 

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~例文~ 

この度、向かい(隣)に引っ越してきました○○と申します。 

引越しの挨拶に何度か伺いましたがお留守のようでお会いできず、 

また、何度も伺うのはご迷惑になってしまうのではないかと思い、 

このような形でのご挨拶になりましたことをお許しください。 

 

我が家には小さな子供もおりますので 

泣いたり騒いだりする事もあり、ご迷惑をおかけする事が多々あるかと思います。 

できる限りそのようなご迷惑をおかけする事のないように細心の注意を払ってまいりますので 

どうぞよろしくお願いいたします。 

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このような形式で、 

  • 何度か訪ねたが会えなかったこと 
  • 直接渡せなかったことへの謝罪(理由はともかく) 
  • 子供がいる・ペットがいるなどの場合、騒音が出る可能性があるのでそのことと、注意はするという姿勢 

これらに触れた内容にすると良いでしょう。 

また、この際の注意点は 

  • 食べ物を贈らないこと 
  • 玄関先など地面に置かないこと 

です。 

そして、この先生活していく中で顔を合わせるようなことがあったら、そのとき改めて「直接お会いしてご挨拶できずに申し訳ありませんでした。○○です、よろしくお願いいたします」のような簡単な挨拶をしておくと完璧です。 

 



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この記事を書いた人

越前さやか
今までの引越し回数12回の40代主婦。引越しのノウハウについては自信があります!今までの経験を駆使して、みなさんに役に立つ情報をお届けします。