田舎は家賃が安い、物価が安い…と、よく言われます。 

都会に住んでいると「それは羨ましい!」と思ってしまいがちですが、果たして本当に田舎は家賃も物価も安いと言えるでしょうか? 

都会から田舎へ移り住む体験をした筆者の経験から、お話してみます。 

家賃は選ぶ物件による

田舎は家賃が安いという先入観を持っている人がとても多いようですが、実際には選ぶ物件によって全く異なります。 

例えば築年数が比較的浅め、交通の便が良い、綺麗、設備が整っている…などの条件で探してしまえば田舎でもそれなりの家賃になります。 

逆にそういった部分にこだわらなければ、安い所を見つける事も十分に可能です。 

 

ワンルームなど一人暮らし向けの部屋 

ワンルームや1Kといった一人暮らしに適した部屋は、田舎でも都会でもだいたい2万円前後からあり、管理費が別途かかるという点も同様で、全体的に大きな違いはありません。 

ただ、都会と大きく違う点は「駐車場あり」とする所が多いという事です。 

都会では一人暮らし用のアパートなどに駐車場がある事は非常に少なく、車を持っている場合は近隣で月極駐車場を探す必要が出てきます。 

ですが、田舎は交通の便が悪い所が多いため、一人暮らし用のワンルームアパートなどでも駐車場ありの所が多いようです。 

 

家族向け3K~の部屋 

家族向けである3Kからの広さがある部屋も、実は田舎も都会もさほど違いはありません。 

インターネット上にある賃貸物件検索サイトで試しに検索してみたところ、3Kからの広さがる家族向けの部屋は、田舎でも都会でも3万円前後から見つかりました。 

管理費が別途かかる点については、一人暮らし用の部屋でも同様でしたが、家族向けの部屋でもやはり同じです。 

また、このくらいの広さからの部屋は、都会でも駐車場ありという物件がとても多くなるので、田舎と都会の違いはあまり感じられなくなります。 

 

このように、ある程度の好条件を希望する場合は、安い安いといわれる田舎でも都会とそれほど変わらない家賃となってしまう事が多く、「田舎は家賃が安い」という噂は信憑性に欠けるといわざるを得ません。 

ただ、好条件を望まなければ驚くほど安い物件も中には存在しています。 

筆者が以前住んでいた山形県のとある地域では、15千円程度で一戸建てが借りられるという話がありました。 

不動産を通さずオーナーさんが直接貸し出すという話だったのですが、こうした形での物件は田舎には多く、安く借りられる事がほとんどです。 

 

家賃が安くてもいい事ばかりじゃない

リフォームやクリーニングに期待× 

オーナーさんから直接貸してもらえる家は、家賃が安い代わりに手入れもされていない事がほとんどです。 

「新しく家を建てたから、古い家を貸す」というようなケースがほとんどなので、普通の賃貸のようにクリーニングがされているとかリフォームがされているといった事は期待できません。 

 

車が絶対必要になる 

一般的な賃貸でも家賃が安いところは交通の便が非常に悪く、車を所有していなければ生活できないといった所が多いのも特徴です。 

実際に筆者が住んでいた所は、バスは13本しか来ませんし、電車も午後10時を過ぎればもう来ません。 

バスを1本逃してしまえば、学校や会社に行くこともままならなくなりますので、田舎ではほとんどの人が車を使います。 

そのため都会では一家に1台あれば十分な車も、田舎では11台です。 

また、車を所有していれば必須となるガソリンも、実は田舎のほうが都会より値段が高いんですよ。 

リッター10円は確実に違います。 

 

家賃以外の部分でも… 

田舎は物価が安いと言われる事がとても多いのですが、実際は都会と変わりません。 

肉や魚などの生鮮食品は、逆に高いとさえ筆者は感じました。 

都会ではスーパーで買う豚肉も、グラム98円とか…よく見かけますよね。 

でも、田舎ではグラム198円、298円…が普通で、食べ盛りの男の子がいる筆者には本当につらいものでした。 

「田舎は家賃が安い」という話や「田舎は物価が安い」という話が、どこから出てきているのか不思議ですが、実際は「田舎は地価が安い」というだけではないのか?と筆者は実感しています。 

地価は確かに安いかもしれませんが、生活していく上でかかるいろいろな費用は、都会のほうが安く、田舎ほど高い傾向があります。 

自治会費をはじめ、学校などで集める給食費やPTA会費…すべて、田舎のほうが高いです。 

具体的には、自治会費なども都会は2300/月なのに対し、田舎では2,000円~/月といった具合です。 

また、学校の給食費も都会では4,000円前後/月なのに対し、田舎では9,000円~/月など、驚かされ続けました。 

(※山形県某所と神奈川県某所を比較したもので、地域によって違いはあります) 

こうして高額な費用を集めていながら特別に何か行事があるわけでも、街灯があるわけでもなく、給食の内容が素晴らしいわけでもないのでそれだけお金がかかっているという事ではなく、やたらとお金を集めたがるのが田舎という事なんですよね。 

筆者はこうして自分の目で見て耳で聞き、生活しながらそれらを体験してきたので「田舎は家賃・物価が安い」神話は嘘であると思っています。 

 

安いのにはわけがある

田舎に限らず都会でも、家賃が安くて「本当なの?」と思う物件を見かける事があります。 

家賃が安いのには必ず何か理由があるもので、何もなしに安くしている物件はないと考えて良いでしょう。 

例えば 

  • 狭い 
  • 古い 
  • 交通の便が悪い 
  • 設備も古い 
  • 風呂・トイレが共同 

などです。 

また、期間限定なら 

  • 事故物件 
  • 定期借家 

といった場合もあります。 

基本的には不便な場所は家賃が安い場合が多く、古くても便利な場所にあれば値が下がらない事も珍しくありません。 

田舎暮らしは色々な意味で「暮らしやすいかも」と思われがちですが、通勤や通学、仕事の有無など幅広くとらえて考えると想像しているようなものではない可能性もあるようです。 

 



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この記事を書いた人

越前さやか
今までの引越し回数12回の40代主婦。引越しのノウハウについては自信があります!今までの経験を駆使して、みなさんに役に立つ情報をお届けします。