元に戻りたい!引越しをして後悔したと感じた7つの瞬間!

引越しするんじゃなかった…実はそう後悔する人も意外に多いんですよね。

期待や希望、いろいろな思いがあるかもしれませんが、実際は住んで見なければ何もわからないという現実があるためにそのような事が起こっています。

引っ越して後悔…そんな事にならないために、物件選びの際に重視したいポイントなどを紹介していきますね。

引越しが失敗だったと感じたのはどんな時?

せっかくお金をかけて引越しをしたのに「失敗だった」と後悔する事は、実は少なくありません。

筆者もその経験は非常に多いです。

では、みんなが引越しが失敗だったと感じた瞬間の、その理由について見ていってみましょう。

 

予想以上に狭かった

内見に行った際、家具が入るとどのくらい狭くなるか予測出来なかった場合、こうした事が起こります。

頭の中で色々想像してみるものの、実際に家具類が入るとそれ以上に部屋は狭くなってしまうんですよね。

前の部屋のほうが広かったし暮らしやすかった…そんな気持ちになってしまうようです。

 

収納が少なすぎた

収納スペースがどれくらいの量かは事前に確認もしていたし納得して引っ越したものの、いざ荷物を運んでみるとやっぱり無理で入りきらなかった…入れる場所のない荷物を出しっぱなしにするしかなくなった。

よくわかります。

最近の住宅は、とにかく収納スペースが少なすぎる傾向があるんですよね。

筆者も「一部屋つぶして荷物置き場にした」という経験があります。

収納スペースが少ないと荷物を出しっぱなしにするしかなく、結局は使えるスペースが限られてしまうので、実質は実際よりもずいぶん狭い部屋のようになってしまうわけです。

 

風通しが悪すぎた

都心部などでは特に、隣の家とぴったりくっついていて窓も開けられない…という状況が多く見られます。

また、集合住宅では窓の少なさも気になるところですが、こういった状況が室内の風通しの悪さを招き、押入れの中がカビになるなど環境の悪さにつながっていきます。

特に、窓の数が圧倒的に少なく、押入れなど収納スペースが北側の外壁に面している場合、カビの発生率は極端に高くなります。

 

騒音など住環境が悪かった

騒音やゴミ、治安などの問題があり、失敗だったと後悔する例です。

治安やゴミの状況は内見の際に確認したり、不動産屋に教えてもらえば何とかなりますが、問題は騒音です。

こればかりは住んでみなければわからないものなので後悔する人が多いようです。

 

交通の便が悪すぎた

駅から○分…のような表記があっても、素人にはわからない事も多いものです。

不動産業界では「1分80メートル」として計算しているので、駅から徒歩5分と書いてあったら400メートルだと考えます。

とは言え、坂道の徒歩5分と平坦な道の徒歩5分とではずいぶん違う気がしてしまうものですよね。

また、バス便も思ったより少なかったり、混雑しすぎていて乗れずに見送る本数が多いなど、通勤に影響を与える状況も時折見られます。

さらに、買い物施設が遠すぎて車でなければ行けないとか、病院や役所、銀行なども遠くて大変…などがあります。

住むには良い自然豊かな環境でも、実際の生活を考えるととても不便だった…というパターンです。

 

周囲の人間関係が悪かった

近所に意地悪な人がいた、周囲がみんな仲良しで輪に入れなかった、周囲がみんな宗教団体の人たちだった、ルール無視の人ばかりだった、神経質な人が多くて気を使う生活だった…など、人間関係に問題のある場所で後悔してしまったという例です。

これは非常に多い問題ですよね。

筆者も宗教団体の人たちに囲まれた事があり、軟禁状態になった事がありましたが、恐怖でした。

また、子供のことを考えると住環境が最悪だったというケースもあります。

学校の評判が良くない地域と知らずに引っ越してしまい、子供がいじめに遭うなども少なくありません。

 

習慣などになじめなかった

都会から地方へ引っ越したときに多く見られる後悔です。

自治会費が都会には見られないほどの高さだったり、週末といえば何かしら集まりがあるなど、都会育ちの人には理解しがたい習慣が多いのも後悔の原因になっています。

地方でのんびりゆったり暮らしたいと引っ越したのに、実際はのんびりもゆったりもまるで縁のない話…しょっちゅう集まりで呼び出され、不参加なら罰金のようにお金を徴収され…こんな現実があるので戻りたいと後悔するパターンです。

 

他にも細かな「後悔の原因」はあるでしょうが、目だったのはこうしたものでした。

 

後悔しないための部屋選びのコツ

7つの代表的な後悔の事例を見て「わかるわかる!」と思った人も少なくありませんよね。

こうした後悔に苦しまないためにも次は絶対失敗しない部屋選びをしたいものです。

でも、具体的にはどうすればいいのか?

答えは簡単、事前によく調査することです。

部屋の内見に行く際には、前もって家具のサイズを測っておき、下見の際にはメジャーを持って行き、大体の目安にします。

収納スペースの量は、今より少ないのはダメ!など自分なりのルールを作っておき、部屋探しの基準にしましょう。

「もしかすると大丈夫」「荷物を減らせばいけるかも」は希望的観測でしかないのでアテになりません。

風通しの状態も、下見の際によく観察します。

部屋中の窓を全部開けて、風が体感できるかどうかを確認しましょう。

風の強い日でなくても、窓を前回にすれば普通は空気が動きますので、空気の流れを感じるはずです。

それが感じられないようであれば考え直すのもいいかもしれませんね。

交通の便は距離を目安にしますが、それだけでなく実際に駅までのルートを確認してみるなどすることも重要です。

また、商業施設についても、下見の際に不動産屋に案内してもらうのも良いでしょう。

親切な不動産屋ならスーパーなどの場所を案内してくれるはずです。

ただ、住環境や人間関係だけは不動産屋に聞いたところで教えてはくれない事が多いので難しい問題です。

そういった地域の情報に詳しいのが新聞屋・ガス屋などですが、やはりその地域に住んでいないと話をする機会もないというのが現実ですよね。

そんな中でもひとつの目安になるのが「人の入れ替わり方」でしょう。

しょっちゅう募集が出ている空き部屋がある、空き部屋の出方が頻繁、空き部屋が多い住宅…などは、何か問題を抱えていると見て間違いないでしょう。

このように、次は失敗しないための部屋選びのコツは色々ありますが、とにかく重要なのは下見の際にしつこいくらい納得いくまで色々確認することだと言えるのではないでしょうか。