ペットはどうする?飛行機を使った引越しの注意点まとめ!

飛行機を使った引越しをする人も最近は多いでしょう。

また、引越し業者に運んでもらえないペットを同伴したい場合というのも意外に多いのではないでしょうか。

そこで今回は、飛行機での引越しの注意点やペットの同伴に関するさまざまな疑問に答えていきます。

飛行機での引越しの注意点

飛行機を使った引越しで、もっとも気をつけたいのが持ち込み可能な荷物の種類とサイズ・量です。

 

機内持ち込み可能な荷物(JAL国内線の例)

機内へ持ち込める荷物の量は、1人1個と決められているところが多いです。

大きさは、縦・横・高さの合計が115センチ以内、または幅55センチ×高さ40センチ×奥行き25センチ以内、重さは10キロ以内と定められています。

また、はさみ、カッターナイフ、スタンガンのようなものや先の尖った鋭利な物やバットなどのようなものは持込が制限されています。

 

無料手荷物(JAL国内線の例)

無料手荷物として預けることができる荷物は、縦・横・高さの合計が203センチまでとなっています。

重さはファーストクラスやビジネスクラスが1個につき最大32キロ、これを3個までは可能です。

エコノミークラスは1個につき最大23キロ、これを2個まで可能です。

 

ペット(JAL国内線の例)

種類と大きさによっては手荷物として預けることが可能です。

また、料金は3,000円程度から6,000円程度までとなっています。

 

預けることができるペット

  • 小犬
  • 小鳥
  • ハムスター
  • うさぎ
  • 昆虫・金魚・熱帯魚は条件を満たせば持込可能 (ANAの場合なら、逃げ出しや水漏れのない状態にしてあれば、3匹程度までは持ち込み可という条件があります)

 

預け方

  • 犬や猫は、ケース1個につき1匹ずつ入れる
  • 小鳥やハムスターなどは航空会社によって異なるが、1ケースに2匹程度までは可としているところが多い
  • ペット1匹あたりの重量は32キロまで、すべての荷物とあわせて1人当たり100キロまで

 

いずれのペットも、健康状態が良好であることが条件となっています。

また、小犬でもフレンチブルドッグなどは輸送環境の影響を受けやすい生体であることから、飛行機による輸送はできない場合が多いです。

 

国際線だとペットは制限が多い

国内線なら許可の下りるペットも、国際線ともなると難しい面があります。

例えば国によってはペットの受け入れがダメだというところもありますし、OKだったとしても種類が制限される場合が多いんですよね。

JALの国際線では、

  • 小鳥
  • ウサギ
  • フェレット
  • ハムスター
  • モルモット
  • リス
  • チンチラ

に限定しています。

サイズに関しては、1檻あたり45キロまでとなっていて、申し込み時に縦・横・高さの合計がどのくらいかを申告するようになっています。

料金は、行き先によって異なり、国際線約款適用の国内線の場合、1檻につき5,000円、ハワイ・中東などの場合1檻につき40,000円、グアムなどの場合は25,000円など、高額な設定となっています。

 

飛行機で運べないペットはどうする?

飛行機に乗せることのできないペットは、どうしたらいいでしょう。

引越し業者に依頼することはできませんし、飛行機もダメ。

かといって自分で運べる手段もない…となると、手放すほかないのか、悩んでしまいます。

そこで利用したいのがペット専門の輸送業者です。

最近はペットブームなのでペットの輸送をしてくれる専門業者もちゃんとあるんです。

輸送中の配慮も行き届いているので安心して任せることができるでしょう。

また、筆者の良く利用している里親サイトでは、海外へ行くことになった・転勤で・という理由で里親探しをする人も多く見られます。

連れて行くことができなくなっても、捨てるのではなく里親探しをするとか専門業者に依頼して輸送するなど、最後まであきらめないでくださいね。

 

飛行機での引越しは結構面倒?

飛行機での引越しと聞くと、なんだかとてもセレブな感じがしますよね。

お金持ち、なんだかすごい!…みたいな。

実際の飛行機での引越しは、手荷物の量やサイズ、中身まで全部チェックされることや、預け入れる荷物まで全部チェックされたり中身を制限されたりと、いろいろ面倒なことが多いものです。

特に最近多い携帯型ゲーム機やスマホなどの電子機器類は持いろいろ制限されることも多いですよね。

今は機内モードにすれば持込も使用も可能となっていますが、その機能設定ができない物は使用することができません。

また、ペットを連れてとなると、ペットも手荷物扱いで荷物の重量に含まれてしまいますし、預ける際には同意書なども書かされることがあるようです。

この同意書というのは、万が一ペットが死亡してしまった場合も責任は問いませんというような内容なのですが、頭ではわかっていてもなんとなく躊躇してしまいそうですよね。

筆者はそういったことも含めて、飛行機はあまり使わないほうで、どこへでも車で行ってしまいます。

自由ですし気楽でいいんですが、引越しともなると時間がかかることだけは少々気がかりです。

飛行機での引越しは、時間もとても早く、快適に到着までの時間を過ごすことができますが、費用の高さと荷物の制限等がちょっとネックになりそうですね。