赤ちゃんや子供がいる人必見!引っ越しの準備でやると捗る5つの工夫!

小さな子供や赤ちゃんを連れての引っ越しは、もうその準備から大わらわです。一気に荷造りして片付けたいのに、そういう時に限ってぐずったり泣いたりオムツだったり。しまいには、あちこちいたずらして回るから目が離せない!…なんて事だらけです。

これじゃ引っ越し当日までに荷造りが間に合わなくなってしまうかもと心配になりますよね。でも大丈夫です。子連れでの引っ越しでもスムーズに準備ができる5つの工夫を紹介してみますね。

実家など預けられる場所があるなら預けてしまう!

 

子連れでの引っ越し準備は、思うように荷造りが捗らずとても大変なものです。でも、同時に子供や赤ちゃんにとっても、十分な相手や世話をしてもらえずストレスになっていると考える事が出来る状態なのです。とは言え、引っ越しには期限がありますから予定していた日までに何とか終わらせなくてはなりません。

もし、子供や赤ちゃんがいる事で準備が捗らないのなら、実家などに預けてしまうと良いでしょう。目に入れても痛くない可愛い孫の面倒ですから、快く引き受けてくれるのではないでしょうか。ただ、これは実家が近くなければできないので、預けに行ける範囲に実家がある人に関してはおススメの方法だと言えます。

実家だけでなく、きょうだいが近くに住んでいる場合、気心の知れた友人がいる場合も同様に、短時間でもいいからお願いすると一気に引っ越し準備は進みます。使えるものは親でも使えとよく言いますし、こんな時ですから遠慮していないでダメ元で当たってみましょう。

 

一時保育などの行政サービスや支援をフル活用するのもgood

 

近くに実家やきょうだいがいない、友人も都合が悪い…などの場合、地域の保育園や行政サービスを利用する事も考えてみましょう。公立・私立を問わず、保育園では一時預かりのサービスを提供している場合があり、申し込みをすれば誰でも利用できるので活用してみましょう。

ただ、こういった一時預かりサービスの多くは1時間いくら、または1日いくら、といった形で費用がかかるので、余計な出費を抑えたい人には向きません。

でも、少しのお金をかけてでも引っ越し準備を進ませたい・荷造りを一気に進めたいという場合には、費用を払ってプロに預けるのですからあらゆる面で安心できますし、とても有効な手段になります。

ちなみに費用は預け先によって大きく異なりますが、一般的に時間単位の場合は1時間につき800円くらいから1,000円くらい、1日単位の場合でも3,000円から5,000円程度が相場となっています。

 

子供や赤ちゃんがいる事を否定しないのも一つの方法

 

子連れでの引っ越しをするのですから、子供や赤ちゃんがいる事が前提だし当たり前…そう考えたら、準備が大変で捗らない事もある程度は想定内と言えるのではないでしょうか。

とは言え、それでも期日までに引っ越しができなければ大変なことになってしまうので、わかってはいるけれどでも子供が邪魔…そんな焦りに似た気持ちも出てきてしまうものですよね。

もし、子供がまだ動き回らない赤ちゃんなら、眠っている間に少しずつ梱包をしていったり、寝てくれないなら荷造りをしているそばに連れて来ればいいだけの事です。動き回らないなら邪魔される事もありませんし、気を付けるのはオムツとミルクぐらいです。

また、時々荷造りの手を休めて相手をしてあげれば、機嫌が悪くなる事もほとんどありません。

ハイハイなどで動き回る月齢の子供なら、やはり寝ている間に少しずつ進めると良いでしょう。でも、ある程度月齢が上がってくるとなかなかお昼寝もしてくれなくなっていきますよね。

そんな時はおんぶしながら座ってできる軽い梱包などを行ったり、ベビーサークルを利用するなどして子供のそばで荷造りを進めていきましょう。いずれも基本は、危険回避のため子供のそばに必ずいるという事です。

もっと月齢の大きな子供なら、遊びを交えて一緒に荷造りをするという事も可能です。段ボールを用意して、「じゃあ、次はこれを入れてね」のように促すと、子供は大喜びでやってくれます。

多少入れ方がおかしくても、そこは後で少し手直しすればいいだけの事ですし、「次はこうやってね、ほら」のようにやって見せる事で、子供は一生懸命その通りにやろうとします。

子連れでの引っ越しが前提なのですから、子供や赤ちゃんを含めて家族全員で協力していくという視点も、少なからず持つ必要があるでしょう。

子供の世話をしながらの引っ越し準備だと荷造りもなかなかはかどらなくてイライラしがちですが、引っ越しが終わるまでの数日間の我慢だと割り切ってみてはいかがでしょうか。

 

家族総出で荷造りを一気に仕上げる日が必要

 

引っ越し3日前くらいには家族総出で荷造りを一気に仕上げるようにしましょう。引っ越し当日までに必要な最小限の荷物だけを残し、他は全て梱包してしまうぐらいの勢いで仕上げます。ですから、それまでの間にこまごまとしたものの梱包を少しずつ進めていくと良いでしょう。

また、子供や赤ちゃんがいてなかなか捗らない事も想定したうえで、日にちに余裕を持って開始する事が大切です。例えば通常なら1週間くらいで済むところを、倍の2週間見ておくと、間に合わないという事も避けられるでしょう。

 

最初から荷造りのサービスを依頼するのも手

 

色々な方法を考えても、引っ越し準備がスムーズにいくとは思えない、自信がない…と初めから予測できる場合は、多少料金はアップしますが引っ越し業者に梱包や荷造りを含めた依頼をする方法もあります。

これなら何もしなくても全てやってもらえるので子供が邪魔などと思う事もありません。また、あれこれ我慢して生活しながら引っ越しの日を迎える事もないので、とても快適です。

ただ、引っ越し業者に色々指示をしなければならないので、バタバタした中に身を置く必要が出て来ます。そういった役目は旦那様に任せ、自分は子供や赤ちゃんを連れて実家や新居で待つというのが理想的ですね。

また、こういった形での依頼をする場合、見られたくない物…例えば下着類などは自分で段ボールに詰めておく、貴重品は身に付けておくなどするようにしましょう。

 

子連れでの引っ越しは、ただでさえ大変な引っ越し作業をさらに大変にしてしまうものです。ですが、そこを乗り越えたら新しいお部屋での新しい生活が待っている…そう思うと、意外に何とかできてしまうものなんです。

子供がいて荷造りが捗らなくても、きっと後で「そんな事あった」といい思い出になりますから、逆の発想で「子供と一緒にお引越しを楽しむ」というのもおススメですよ。