【引越しの荷造り】布団の梱包と捨てる場合の処分方法!布団袋の使い方も知っておきましょう!

引越しの時、布団を持って行く場合は布団袋の用意を、捨てる場合は処分方法を考えなくてはなりません。

しかしどちらの場合でも余分なお金は使いたくないので、できる限り経済的で効率的な方法を選択していきたいものです。

布団を持って行く場合、捨てる場合、両方において最もおススメな方法を紹介してみますね。

 

布団や毛布などの寝具は布団袋に入れるのが基本

引越しの時、布団や毛布はどうやって梱包するものなのか、その荷造り方法はどうなっているのか、気になるところですよね。

布団は赤ちゃんからお年寄りまでほぼ全ての人が使う物なので、引越しの荷物としては定番中の定番です。

ですので、引越し業者に依頼している場合は事前に布団袋を用意してくれる事が多くあります。

また、この場合に引越し業者が用意してくれる布団袋は貸出ではなく「くれる」事がほとんどです。

不繊布でできている使い捨てタイプの物が主流で、布団が蒸れたりすることはありませんが、水濡れや破れには比較的弱い作りです。

布団や毛布類などは、こうして用意された布団袋に入れれば荷造り完了です。

特に段ボールなどに詰めて梱包する必要はありません。

筆者はこれに枕も入れていましたが、引越し作業終了後にはなんだか中身がズレたりしていました。

 

布団袋の使い方と注意点

引越し業者がくれる布団袋の多くは、口をひもで縛るタイプの物です。

一般的なサイズは、底面がシングルの敷布団を三つ折りにしたくらいの大きさで、深さも1メートル前後あります。

布団袋は引越し作業の際の汚れや、破れなどの破損から布団を守るために使われていますが、その割には作りがあまり丈夫ではなく、破れやすいという欠点があります。

布団袋の基本的な使い方は、口を広げてその中に布団を入れ、しっかりと上部を折ってかぶせ、紐で縛っておくだけです。

両脇に持ち手がついているのが一般的なので、しばった部分をつかまれて紐がほどける心配はありません。

また、引越し業者にもらう他に、自分で購入するという方法もあります。

ホームセンターなどでも数百円で普通に売っていますし、手軽なところでは100円ショップなどでも見つける事が可能ですよ。

物によっては、紐ではなくファスナー式になっていて使いやすい物もありますので、色々探してみると良いでしょう。

筆者の経験上は、紐タイプの物よりもファスナータイプの物のほうが、中身が飛び出さなくて安心できました。

引越し作業に伴う扱いの違いにもよりますが、紐タイプだと中身が飛び出してしまう危険もあります。

特に、一緒に入れておいた枕などは飛び出しやすい傾向がありますので、ファスナー式の方が使い勝手は抜群に良いです。

さて、引越し作業中の布団袋の扱いは、あまり知られていないかもしれませんが意外に乱雑だったりする事もあるんです。

中身が布団=多少手荒に扱っても大丈夫、という意識が出てしまい、業者によっては扱いが乱暴…などと言う事も少なくありません。

そのため、引越し作業が終わった後の布団袋は、破れていたり汚れていたり、形が崩れていたりするのです。

もっとも、中身は壊れるものではないので多少の事は大目に見て良いでしょうが、そういった扱いをされる可能性があるんだという事を頭に入れて、布団袋を用意すると良いでしょう。

ちなみに筆者は、いつも引越し業者にもらったものを使い、作業終了後に捨てています。

これなら全く惜しくありませんよね。

また、これは特に注意したい点ですが、布団袋の中に食器など壊れやすいものを絶対に入れてはいけません。

布団がクッション代わりになって安全だからと壊れやすいものを入れると、先ほどの話に出てきたように「布団だから大丈夫」として乱雑に扱われた時に見事に壊れてしまうのです。

そして、この場合【本来の使い方ではなかった】ために、補償してもらえないと考えたほうが良いのです。

ですから、大切なものほどダンボールへ、布団袋は布団だけのために使うようにしましょう。

 

布団を捨てる!その場合の処分方法は?

引越しの時に、布団は買い替えるから捨てる!という事も意外に多いんですよ。実際、筆者は一番最近の引越しの時、布団を全て処分し、新しいものに買い替えました。

布団や毛布などの寝具を捨てる時、不用品回収業者に依頼する方法と、自治体の粗大ゴミに出す方法がありますが、費用的には持ち込みなどで自治体の粗大ゴミに出したほうが安く上がるケースが多いです。

どの地域でもそれほど大きな差はありませんが、《2枚で1個の扱い》となる事が多いからです。

ですので、筆者の場合は掛敷合わせて6枚の布団を粗大ゴミに出しましたが、1個につき300円だったので全部で900円で済みました。

一方の不用品回収業者への依頼なら費用は高くつくかもしれませんが、自分で持ち込んだり手数料のシールを購入したり・・・といった手間が一切かからないので忙しい人には向いています。

どちらが良いかはライフスタイルと照らし合わせて判断してみると良いですよ。

このように、衣類や雑貨と違い、布団はリサイクルという事はありえないので、処分方法としては不用品回収業者への依頼か粗大ゴミくらいしか選択肢はないでしょう。