間に合わない!?引っ越し準備が終わらないかも…をなくすコツ3箇条!

 

引っ越しまであと何日もないのに準備が終わらない、どうしよう!…なんて、パニックになってしまう人もいますが実はこれ、よくある話なんです。

じゃあ、みんなそんな時どうしてるの?どうすれば準備が終わるの?…気になりますよね。では、引っ越しの準備が、引っ越し日までに終わる・間に合うコツを一緒に見ていきましょう。

 

荷物多すぎ!引っ越し準備ってこんなに大変だと思わなかった…

 

引っ越しまでに準備が終わらない理由の一つに、荷造りが大変過ぎてやる気がなくなってしまう…という事があります。普段の生活ではあまり気にならなかったのに、いざ引っ越しとなるとその荷物の量に驚き、梱包や荷造りが面倒になって結果的に間に合わなかったというパターンです。

また、単身の場合は仕事や学校が忙しすぎて荷造りをしている時間がない、あれよあれよという間に日にちが過ぎ、荷造りが間に合わないまま引っ越し当日を迎えてしまった…などもよくある話です。

押し入れなどに荷物が収納されていると、荷物は大した量じゃないと勘違いしがちですが、実際は結構な量になるものなのです。また、そのまま運ぶのではなく梱包や荷造りが必要になると、余計にその量は嵩張ってしまい、多くなってしまうのです。

 

コツその1.引っ越しを機に、不要なものは処分する

 

年に1度の大掃除の時ぐらいしか、荷物全部を出して整理するという事はない…おそらくほとんどの人がそうでしょう。ですから、収納されている荷物の中には、不用品も意外に多く含まれている可能性がありますよね。

そこで、引っ越しといういい機会に、荷物の整理をして不用品を処分してみるというのも良いのではないでしょうか。

よく、「1年使っていない物は、その後も使わない」と言います。欲しくて買ったものの、1年間もの間ずっと収納に入れっぱなしで使う機会がなかった物は、その後も使う事はないだろう…という事なのですが、実際その傾向は多方面で見られています。

特に洋服などはその年ごとに流行があるため、お洒落に敏感な人は毎年同じものを着る事に抵抗がある場合も多く、不用品になっている可能性が高いのです。同様に、子供服などは成長によって去年は着られたのに今年はもう着られないという事が多々あります。

このように、「もしかしたら使うかも」と思いとってあった物が「やっぱりいらなかった」となる事は結構あるので、この機会に荷物をチェックしてみると良いでしょう。

 

コツその2.収納ごと、がポイント!あまり使っていない・使わなそうなものはとっとと梱包&片付け!

 

引っ越しでは、梱包・荷造りだけでなく部屋の片づけも同時に行うと準備がスムーズに進んでいきます。例えば押し入れに入れてある荷物のほとんどは、普段あまり使わない物ばかりではないでしょうか。

別の季節の服や電化製品、子供の過去の作品など、「今すぐは使わない」という種類の物なら、今すぐに梱包、荷造りしてしまっても問題はないはずです。

こうした荷物を収納から出して梱包し、収納スペースを掃除して綺麗にした上で、その収納に荷造りした段ボールなどの荷物をすぐに取り出せる形で入れておきます。こうすれば、荷造りは完成しているけれど生活するスペースは確保でき、快適さを失う事はありません。

こんな形で収納スペースごとに荷造りを完成させながら掃除も同時に行っていくと、引っ越し日までに準備や片付けが間に合わないという事態は避ける事ができるのです。

 

コツその3.あれもこれもまだ使う!…は我慢しましょう

 

引っ越し準備が間に合わなかったなんて嫌だけど、でもあれもこれもまだ使ってるし…という人はとても多いですよね。特に調理器具などキッチン用品は、毎日の食事を作ると言う意味でもなかなか片付けにくい物のひとつです。

もちろん、生活必需品であるキッチン用品まで「早くに荷造りしましょう」とは言いません。でも、引っ越し3日前くらいになったら、できるだけ使うものは少なく済ませ、引っ越し準備を優先に考えていくようにしましょう。

また、その他の物は、できるだけ「引っ越しだから仕方ない」と割り切って、使うのを我慢するようにしましょう。例えば子供がおもちゃを出したがったからといってすべての要望に応えていたら梱包は台無しになってしまいますし荷造りは無意味になります。

ですから、必要最小限に抑え、それ以外の物は我慢するという事も大切です。

 

引っ越し業者が来たのに準備ができていなかったら?

 

多くの人が不安に思うのがこれです。引っ越し日はとっくに決まっていたのに、準備が間に合わなかった場合です。自力で引っ越し作業をやるのならそれでも良いかもしれませんが、引っ越し業者に頼んだ場合、そうはいきません。

見積りの段階で、依頼する作業が梱包や荷造りを含んだものなら問題はないのですが、搬出・搬入のみで依頼していた場合は困ってしまいますよね。

業界最大手のS社の実例では、ある程度の荷造りができていればあとは融通をきかせてくれるという事もありました。もっとも、9割がた荷造りが完成していてほんのわずかに梱包が間に合わない物があったという場合です。

とは言え、引っ越し業者によっては対応がまちまちです。S社ではとても親切な対応をしてくれましたが、中にはそうでないところもあります。梱包ができていないから運ばない、と荷物を置いていく業者もありました。また、梱包や荷造りができていないなら代わりにやるが費用は請求するという業者もあるでしょう。

ですから、基本は引っ越し日までに準備を間に合わせる、やる気にならなくても面倒でも、とにかく梱包して荷造りを完成させる、という事が重要なのです。

 

引っ越しが頻繁なら、荷解き不要なケースを利用するのも手

 

もし、この先引っ越しが頻繁にあると予測される場合は、いちいち梱包や荷造りする手間を省けるよう、荷解き不要なケースを利用して収納しておくという手もあります

。例えば衣装ケースを利用して子供のおもちゃやぬいぐるみなどを収納しておいたり、作品集を保存しておくなど、ダンボールに詰める作業をしなくて良い状態を作っておくのです。

こうしておくと引っ越しの際の準備は格段に楽になりますし、管理もしやすくなります。ただ、本やアルバムなどの重量物を衣装ケースに収納すると、壊れやすくなってしまう事と、引っ越し業者に嫌がられる事があるのであまり重いものは素直にダンボールに詰めると良いでしょう。

 

様々な事情で引っ越しを余儀なくされ、バタバタする中での準備はとても大変ですが、間近になっても準備が終わらないと言う事態だけは避けられるよう、注意していきましょう。