引越し後に電話番号を変えたくない!同じ電話番号にする方法とは?!

引越して電話番号が変わってしまうのは面倒だから嫌だと思っている人は少なくありません。

でも、一般の固定電話の場合、NTTの収容局が同一でない以上どうする事も出来ない現状があります。

ところが、どこへ引越しても電話番号を変えずに済む方法があったんです!電話番号を変えたくない人必見のとっておき情報を紹介しちゃいますね!

引越しをすると電話番号は必ず変わるの?

引越しをすると同時に電話番号が変わってしまった経験を持つ人はとても多いでしょう。

電話番号が変わると、会社や友人、親戚たち、学校…さまざまなところにその連絡をしなければならず、その手間を面倒だと感じる人は多いものですよね。

さて、引越しをすると電話番号が変わってしまう理由ですが、《その地域を管轄するNTT収容局が変更になる》からなのです。

例えば、横浜市から川崎市に引越せばNTT収容局も変わり、市外局番自体が045から044へと変更になり、電話番号が変わってしまうわけです。

つまり、その電話回線を使用している地域を管轄するNTT収容局が変わるために電話番号が変わるのであって、収容局が変わらなければたとえ市が変わっても電話番号は変わらない場合があるんですよ。

その一例が、これです。

筆者が伊勢原市から平塚市に引越そうとした時、電話番号の変更はないとNTTで言われました。

平塚市と言っても、限りなく伊勢原市に隣接した場所だったため、収容局が変わらないという理由でした。

一般的な感覚としては、市が変わると電話番号も変わる…といった印象がありましたが、実はそうではなかったという一例でした。

このように、引越しに伴う電話番号の変更は、絶対ではないんですよ。

 

でも電話番号は変えたくない!

引越しをして収容局が変更になれば電話番号が変わってしまう、それは仕方ない事ですが…でもやっぱり電話番号を変えたくない!

そんな人も少なくはないはずです。

引越しをしても電話番号を変えない方法、変わらずに済む方法が、実はあるんです。それが《IP電話》なんです。

聞いたことのある人も多いでしょうが、IP電話とはインターネット回線を利用した電話の事です。このIP電話なら、全国どの地域に引越しをしたとしても、電話番号が変わる事はありません。

ただし、プロバイダを変更したり、インターネットの回線を変更するなどした場合は電話番号が変更されてしまうので、ずっと電話番号を変えずに使いたい場合は、プロバイダも回線の種類も変更しない事が前提となります。

 

IP電話はどこで申し込むの?

引越しをしても電話番号が変わらないとても魅力的なIP電話ですが、これってどこへ行けば扱っているの…?かなり気になりますよね。

現在、IP電話を扱っているのはNTTや各プロバイダや携帯電話会社など、インターネット回線を持っている企業ならそのほとんどが取り扱っています。

加入しているプロバイダ、またはNTTに問い合わせてみると教えてくれるでしょう。

また、IP電話を利用する場合、当然ですがインターネット回線がある事が大前提で、さらに利用にはIP電話対応の専用機器が必要になります。

プロバイダなどで申し込みをした場合は、多くの場合、そういった機器はレンタルとなりますので、特別難しい設定などもいらない事が多いです。

ただ、引越しをした場合には、電話番号は変わりませんが色々設定をし直さないといけない場合があります。

 

IP電話は料金も魅力

IP電話の魅力は、電話番号が変わらない点だけではありません。何と言ってもその料金の安さが大きな魅力だったんですよ。

一般的な固定電話だと、通話料は距離によって全く異なり、遠ければ遠いほど高くなってしまいますよね。ですが、IP電話なら距離には関係なく低料金。

県内でも県外でも、一般固定電話への電話は3分で7円~8円程度!

携帯電話へ掛けた時はそれほど大きな差がありませんが、国際電話なども場所によっては1/10程度の料金でかけられる事も少なくありません。

さらに、IP電話同士なら通話料無料!電話をたくさん使う人には、とても大きな魅力ですね。

 

IP電話の注意点

電話番号は変わらないし料金は安いし、いい事ばかりのように思えるIP電話ですが、注意点も当然ながら存在しています。

最もよく言われているのが「かけられない番号がある」という点です。

例えば114などのサービスやフリーダイヤルなどや、「00**」などの一部のサービスや特定の番号にはかけられないという事があります。

また、中には110や119など緊急電話が掛けられない物もあるとされていますが、その場合はIP電話ではなく通常の回線としてつながるようになっている事があるので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。

こうした注意点と、どこへ引越しても電話番号が変わらずに済むメリット、双方を比較してみてどちらの方が自分にとって良いか、いろいろ検討してみるのも良いでしょう。