風水・占いで考える!引越しの方位・方角の決め方で重要な6つのこと!

 

引っ越しする時、風水的に気をつけたいポイントは”五黄殺”と”暗剣殺”です。五黄殺と暗剣殺の方位は、自分の生年月日の西暦の数字を全て足した数字を11から引いて導き出される運命星(本命星)を元に割り出した、自分の本命星の九星図で確認する事ができます。

自分の生まれ年の干支と対極の位置にある干支が司る方位を”歳破”と言い、この方角も引っ越しには向かない方角とされています。

その他に、”本命殺・的殺”を含めて、引っ越さない方が良い”六大凶方”と呼ばれています。吉方位に引っ越す事も大事ですが、今回は凶方位を避けて引っ越しをし、最悪の事態を避けるという視点で風水的に引っ越さない方が良い凶方位の方角を解説します。

 

風水で一般的に引っ越してはいけない方位”五黄殺”

その年の自分の本命星が”五黄土星”に対応している方角が五黄殺です。五黄殺の方位というのは、五黄土星が司る方位であり、”自発的に死を招く方位”と位置付けられています。五黄殺の方角に引っ越しをすると、あらゆる災いを自分で作り出し自滅の一途を辿ると言われています。

  • 思考・肉体・言動の破壊が内外から起こり、精神性が腐敗する。
  • 死に繋がる病気や事件に遭遇する。
  • 悪行を働くのが平気になる。
  • 揉め事を起こしやすくなり、争いが絶えなくなる。
  • 家族内トラブル。
  • 破産。
  • 精神に異常をきたす。

五黄殺の方角に引っ越しをすると、このようにありとあらゆる災いに見舞われると言われています。

2016年の五黄殺の方位は、”東北”です。年単位の凶方位と個人単位の凶方位がありますが、全ての人に対応しているその年の五黄殺は東北と覚えておきましょう。

 

暗剣殺は五黄殺と反対の方位

同じく凶方位である暗剣殺は、五黄殺と反対の位置にある方位です。暗剣殺の方位に引っ越しをしたり、家を建てたりすると、一族全ての滅亡もあり得ると言われる恐ろしい方位です。

2016年の暗剣殺の方位は、北東です。この方位に引っ越しをするのは避けた方がいいと言えるでしょう。

 

歳破はその年の干支によって決まる凶方位

歳破は上記の九星に基づく算出方法では無く、その年の干支によって決まります。その年の干支の反対の干支がある方位が歳破です。2016年の干支は申ですから、反対の方角にある東北東が歳破の方位となります。

また、お気づきの方もおられるかと思いますが、2016年の歳破の方角である東北東は、先ほどご紹介した五黄殺と重なります。2016年の引っ越しでは特に避けたい方位です。

 

人によって違う本命殺(本命的殺)

本命殺は、人それぞれの星に基づいて算出される為、2016年という年単位での凶方位を示す事はできません。ですから、2016年の本命殺は運命星別にご紹介します。また、本命殺はその年によって存在しない運命星があります。

  • 二黒土星・・・2016年は本命殺・本命的殺共になし。
  • 一白・三翠・・・東北・南東・南西・北西
  • 二黒・・・北東・南西
  • 四緑・九紫・・・東北・東・西・北西
  • 五黄・八白・・・東北・南西
  • 六白・七赤・・・北・北東・南・南西

本命殺の方角は複数あるので、他の凶方位と合わせると多い人では方角の半分が凶方位になっています。

 

月ごとに変わる”月破壊”にも気をつけよう

月破は月ごとに変わる凶方位です。2016年の月破の方位は、一月の未(南南西)の方角から始まり、月ごとに変わって行きます。

時計回りに移り変わっていくので、徹底的に凶方位を避けて引っ越しをしたい人は、参考にすると良いかもしれません。

 

風水の凶方位を気にしすぎるのは注意!!

このように、風水的に見て引っ越しをするべきでは無い凶方位は多数存在しています。上記の6つの凶方位をご紹介した時点で、大部分の方位が凶方位にあてはまってしまった方もいると思います。

風水では凶方位の他にも、日付やタイミングで凶を示す日時もありますし、凶神との関係で引っ越しに適さない場所も存在します。

このように、風水で徹底的に凶方位を避けた場所に引っ越しをしようとすると、問題なく引っ越しができる場所はごく限られた一部の場所のみになってしまいます。

凶方位に引っ越しをしたとしても、”災いを受けやすい人”と受けにくい人が存在するのも事実ですので、あまりにも風水にこだわりすぎる事で不便な土地、気に入らない土地に引っ越し、自分の中に邪をため込んで災いを呼び込むような事にならない事が重要です。

 

やむを得ず凶方位に引っ越した時の対処法

仕事の都合などでやむを得ず凶方位に引っ越しをせざるを得ない時には、対処法として”マイナスの運気をプラスの運気でカバーする”事をおすすめします。

この考え方を基本にして、その土地で力を持っている神さまのおられる由緒ある神社にお参りに出かけましょう。

そして、ご縁があってこちらに住まわせてもらう事になった事を伝え、よろしくお願いしますと挨拶をしてみましょう。

 

風水は目安に過ぎない

人の運命は風水だけで開運できるものではありません。”たかが風水、されど風水”これに尽きます。

風水の良い面を活かし、悪い面は抑える、そして自分の生活を豊かに過ごす事が、風水を味方につける一番の方法です。

 

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