引越し当日はダンボールや荷物の山で、必要なものがどこにあるのかもわからないし大勢の人が家中を出入りするので慌ただしい限りです。
そんな中であれが必要・これが必要と探し回るなんて到底無理な話ですよね。
でもなきゃ困る!…そんな引越し当日に必要なものとあると便利なものを簡単スグに使えるようにする方法を紹介します!
目次
引越し当日に必要なものはコレ
引越し当日は《引越す》事に全員が集中するので、何がどこに入っているか、目的のダンボールがどこにあるか…なんて事は誰も意識していません。
でも、引越し当日に絶対必要なもの、すぐに必要なもの、というのはいくつかあるものです。
1.新居および今までの家の鍵
新居の鍵がなければ荷物の搬入ができませんから、これがなければ始まりません。また、今までの家の鍵は、不足なく集めておくようにしましょう。
引越しと同時にこれまでの部屋を明け渡す場合、返却する時数が足りないとトラブルのもとになります。最悪の場合、退去するのに鍵交換の費用を請求される可能性もありますので注意してください。
2.新居および今までの家の契約関連書類
何かトラブルや問題・疑問点が発生した際に連絡が取れるようにするためです。
通常、契約書類には不動産会社、家主の他、電気やガスなどの連絡先も記載されていますので、急に連絡を取らなければならなくなった際に必要になります。
3.携帯電話
引越し作業中にも連絡を取らなければならない事がよくあります。例えば電気やガスの開栓、電話回線などの開通には立ち合いが必要な場合もあります。
こうした際の連絡ツールとして、電話回線が開通していない事が多い引越し当日は携帯電話が必ず必要になります。
また、何か問題が発生した際に不動産会社などに連絡を取るのにも必要になります。
4.財布
慌ただしい中でも食事を摂る必要は出て来ますので、ある程度の現金をバッグに入れておく必要があります。
また、ガスがプロパンの場合は開栓の際に預り金として10,000円ほど払わなければならない事が多いので、それくらいの余裕を持っていましょう。
ちなみに筆者は真夏に引越しをした経験があるのですが、引越し当日の水分補給にかなり大量のペットボトル購入をしました。
普段、浄水器を通した水を飲んでいるので、古い戸建ての新居で浄水器なしの水を飲むことに抵抗があったんです。
とは言え浄水器がどこに入ったかわからず、でも水分が必要だったので見つかるまでペットボトルのお茶を購入したわけです。
結局、トータルで考えるとペットボトルの飲料だけで数千円使っていました。
こんな事もありますので、ある程度の現金は当日の持ち物として用意しておくと良いですよ。
以上の4つは引っ越し当日に必要になる事がほとんどなので、荷造りせず《手荷物のバッグ》に入れておくようにしましょう。
また、携帯電話は引越し当日、フル充電されているように準備を整えておきましょう。
あると便利なものはコレ
引越し当日に必要なものとは違い、あると便利なものというのがあります。
というのは、荷物の整理が早く終わり、ダンボールの処理ができてしまった場合には特に必要ではないものの、荷物整理が全くできず手つかずになってしまうような場合には、あったら便利!という意味合いなので、全ての人にとって必ず必要なものではないからです。
1.トイレットペーパー
女性は特に、これがないと困ります。ティッシュ代わりに部屋に置いておいても良いので1個は準備しましょう。
2.携帯電話の充電器
引越し当日はあちこち連絡を取る必要も出て来ますので、いつ電池切れになるかわかりません。引越したらすぐに出せるようにしておくと良いでしょう。
3.トラベルセット
シャンプーや石鹸、歯磨きセットなどです。引越し当日に荷物の開梱ができれば問題ありませんが、そうでなかった場合は一時的にこうしたもので代用できるようにしておくと便利です。
また、ガスの開栓が引越し当日にできなかった場合は銭湯などに行く事もありますので、そうした際にも役立ちます。
4.雑巾
引越し作業で多くの人が出入りするので、事前に掃除をしていても、結局また埃だらけになってしまいます。
部屋全体の掃除は後でやるとしても、せめて布団を敷く場所くらいは雑巾がけができるように、1枚は用意しておくと良いでしょう。
5.浄水器
浄水器を普段使っている人は、これもすぐに出せるようにしておくと便利です。
6.筆記用具
どこかに連絡を取る時など、意外に必要になる確率が高いのがこれです。ボールペン1本でいいので、用意しておくと便利です。
7.割り箸・紙コップ・紙皿
荷物が片付くまでの間は、コンビニ弁当だったりカップラーメンだったり、また、スーパーで惣菜を買ったり大きなペットボトルの飲み物を買ってくる事も多いでしょう。
そんな時にこれらがあるととても役立ちます。
8.タオル
タオルはどんな場面でも使いますので2~3枚用意できると良いでしょう。
手を拭いたりするだけでなく、布巾代わりにもなりますし、最終的には雑巾代わりにもなるので万能選手です。
9.洗濯用品
引越しでバタバタしていても着替えは必要ですし洗濯物もたまっていく一方です。
洗濯機は引越し当日に設置される事がほとんどなので、洗濯はすぐにできるんですよ。
筆者は引越し先ではまず洗濯をした!という記憶があります。
荷物がゴチャゴチャで着替えを探すのも大変だったので、洗濯して使い回す!という考えでした。
10.ゴミ袋
片付けながら荷物の整理をしていくので、必ずゴミが出ます。
また、コンビニ弁当などを購入した場合もゴミが出ますので、ひとまとめにするためにゴミ袋はあると便利ですよ。
筆者は、荷物を整理しながら「これは今すぐは使わない」と判断したものは、ゴミ袋に入れて収納しておくという方法を取っています。
例えばサイズが合わなかったり余ったりしたカーテン、以前の部屋で使っていた照明器具もダンボールに入らない大きなサイズの物はゴミ袋に入れて埃を防いで収納しています。
ゴミを入れるだけではなく、ホコリを防ぎながら収納という使い方もできるので、タオル同様に万能選手ですよ!
他にも、人によっては着替えやスリッパ、化粧品などもあるでしょう。
自分にとってあると便利だと思うもの、日常に近い生活が維持できるものを用意しておくと良いですね。
最後まで使うもの=最初から使うもの
引越し当日に必要なものは、手荷物のバッグに入れておけば良いのですが、あると便利はものはどうやって用意するかを紹介しますね。
これは、ダンボールに詰めるんです!
でも、他の荷造りしたダンボールと一緒にしてはいけません。ポイントは、「最後の最後に一つにまとめる」事です。
引越し当日、最後の最後まで使っていた生活用品、これが引越し先では最初に必要になる生活用品という事です。
最後の最後まで使う必要があった物というのは、普段の生活の中で必需品としているものですよね。だからこそ、最後の最後まで残して使っていたわけです。
言い換えれば、これらがあればとりあえずの生活はできる…という事です。そしてこれらは、先ほど挙げた「あると便利なもの」と一致しているんです。
ですから、引越し作業開始前ギリギリのところで、最後の最後まで使っていたものをすべて、一つのダンボールにまとめて、最後の荷造りを完了してください。
そして、引越し後、一番先に開梱できるよう、わかりやすい印をつけておくようにします。
引越し先でこのダンボールを開けさえすれば、他の荷物を開梱できなくてもとりあえずの生活をしのぐことはできますよ!