ポイントはこれだ!近距離引越しを安くお得に済ませる方法とは?

近距離の引越しに多額の費用を使うのは避けたい…そう考えている人は、実は結構多いものです。

引越し費用は荷物の量だけでなく移動距離によっても大きく異なるので、近場での引越しならできるだけ費用を安く抑えられる方法を取りたいものです。

では、近距離引越しを安くお得に済ませるための重要ポイントを紹介していきますね!

距離による費用の違いを比較してみよう

近距離の引越しと、長距離の引越しにはどれくらいの費用の差があると思いますか?筆者の実体験をもとに、比較してみますね。

 

1.神奈川県-山形県の長距離の場合

距離にして400キロ程度です。この距離を某大手引越し業者に見積もってもらったところ、22万円ほどの提案がなされました。

同じ内容で他の大手引越し業者に見積もりをしてもらうと、そちらは18万円ほどの提案でした。

結局、筆者は自力での引越しを選択し、トラックのレンタル料金とガソリン代でおよそ5万円、手伝ってもらった人へのお礼と交通費で5万円、しめて10万円を支払って済ませました。

しかし引越し費用を最小限に抑えた代わりに筆者は二晩寝ずに山形と神奈川の間を2往復し、あれこれと動き回る事になりました。

その労力を高いと考えるか安いと考えるかで選択は違ってくるのでしょう。

 

2.同一県内の短距離の場合

距離にして6キロ程度です。1社目の引越し業者では5万円の提案でした。2社目の引越し業者では4.5万円の提案でした。

長距離と短距離では、ここまで費用に差がありました。当然どちらの場合も、荷物の量、家族構成、2階建ての一戸建てから2階建ての一戸建てへの引越し…という全ての条件が同一でした。

 

近所での引越しを安く済ませるポイント

近距離引越し…中でもすぐそば、近所などへの引越しの場合は、なんとなく引越し業者を頼むのも気が引けてしまわないでしょうか?

もちろん、大型家具など自力で運べない物がある場合は業者に依頼せざるを得ないのですが、それにしても近所レベルの短距離ならできるだけ余計なお金をかけずに引越しを済ませたいものですよね。

そこで、多くの人が思いつくのが《自力での引越し》です。

引越し先が今住んでいる所の近くなら、自分の車で細かな荷物は運ぶことができますし、トラックを借りて友人に手伝ってもらえば大型家具も運ぶことはできてしまうでしょう。

ただ、トラックを借りる費用、そして手伝ってもらった友人へのお礼などを考えたら、かえってそのほうが高くついてしまう可能性も否定できません。

労力を使った上にあれこれ費用がかさみ、結局は引越し業者に依頼したほうが安くて楽だった…では、何だか後味が悪いですよね。

そうであれば、無理をせず大手宅配便業者などが行っているような大型家具の輸送を利用した方が断然楽ですし、トータルでは安く済む場合もあるんですよ。

また、単身者用のプランなどを利用して大型家具だけを運んでもらうなどすれば2万円程度で済む場合が多いです。

このような安く引越せるプランを探し出し、最大限に活用してみるというのも良い方法ですよ。

 

同一県内レベルの距離の引越しを安く済ませるポイント

同一県内や市内、区内などのレベルの引越しを安く済ませるには、引越しの日程やプランを考え直すのが最も有効です。

例えば休日と平日なら当然ですが平日の方が安く、午前中と午後なら午後の方が安く済みます。また、3月と4月なら4月の方が安くなりますし、全てお任せのプランよりも自分で梱包等を行うプランの方が安くなります。

あとは、訪問見積りに来てもらった際の交渉次第で明暗が分かれます。実際に筆者が経験した同一県内の引越し料金は、1社目が9万円の提案、2社目は6万円弱の提案でした。

共に荷物の量は一緒ですが、1社目は休日の引越し作業だという事と、距離でそれ以上の値引きは不可能とのことでした。

ですが2社目は5.9万円です。同じ荷物量、距離なのにこの違いです。

実は2社目のほうは、作業時間は搬出も搬入も共に午前中ですが、休日に荷物を積み込み、平日に下ろすという日をまたぐ作業であった事からここまで安くしてもらう事ができたんですよ。

このように、費用を極力安くするためには引越し業者の都合を優先した時間帯での引越しにする事や、日程を平日にするなど安く引越せる条件を選択していく事が大切です。

 

近距離引越しを安く済ませるポイントのまとめ

近距離引越しを安くお得に済ませるためのポイントは、

  1. 自力での引越しを併用する
  2. 単身用のプランなどを活用する
  3. 安く引越せる日程や条件を利用する

となります。

特に3の安く引越せる日程や条件は、引越し作業の開始が午後や夕方など、引越し業者の都合に合わせる事で最大限に安くする事ができますので、利用する価値が十分にありますよ。

ただ、作業開始が遅いと、部屋の片付けが翌日以降になってしまうと言うデメリットもありますが、それは引越し料金を安く抑えるためなので仕方ないと割り切るしかないでしょう。