引越し先でテレビを見ようと思ったら、あれ…?映らない?!
今までのところではちゃんと見ることができたのに、どうしてなんだろう?原因はなに?どうすればいいの?
こんな悩みを解決するために、その原因と対処法をいろいろ解説していってみますね。
目次
テレビが映らない原因は?その対処法は?
引越し先でまず接続する家電製品といったら、テレビですよね。
子供のいる家庭は特に、何を差しおいてもテレビ!でしょう。
でも、時々ですが「引越し先でテレビが映らない・見れない」と言う話を耳にすることがあります。
引越し先でテレビが映らないその原因と思われるものと、その対処法をちょっと紹介してみます。
配線の間違い
まず、配線の仕方が間違っていないか確認してみましょう。
最近のテレビには「地デジ」用の差込口と「BS」用の差込口の2種類が隣接して作られているので間違いやすいようです。
コレを間違えるとテレビはつかないですし、差し込むコードも間違えると映りませんから、どちらのものなのかしっかり確認してつなぐようにしましょう。
また、ビデオデッキなどを接続している場合は、配線の仕方を間違えているとテレビが映らない事があります。
配線ミスを防ぐためには、引越し前に配線の様子を写真に撮っておき、それを見ながら新居での配線を行うなどすると間違いが少なくて済みます。
B-CASカードは入っている?
地デジ用のテレビにはB-CASカードと呼ばれるものが挿入されている必要があります。
これが抜け落ちていないか確認してみてください。
入力切替は大丈夫?
テレビにゲーム機をつないで使ったりする場合、入力切替を行う必要があります。
「テレビ」-「ビデオ1」-「ビデオ2」-「ビデオ3」-「HDMI」などのように、使うモードによって入力方法を切り替えていかなくてはなりません。
この入力切替が例えばゲーム使用の後などで「HDMI」になりっぱなしだったりすると、切り替えを行わなければテレビは映りません。
ケーブルテレビではないか
最近は景観を気にしてなのかテレビアンテナがなく、ケーブルテレビを導入している家が増えています。
その場合、契約をしなければ映らない事があるようです。
集合住宅などの場合は特に契約をしなくても一般的な地デジの番組なら視聴できるはずなのですが、一戸建ての場合は少し事情が異なるようです。
管理会社や不動産屋に確認してみてください。
受信設定
テレビの受信設定を引越し先に合わせて変更する必要があります。
その地域ごとに最適なテレビの電波を受信できるよう、初期設定を変更するわけです。
その上でチャンネルの自動受信・自動設定を行ってみましょう。
都道府県の設定から市区町村の設定まで細かくやり直すテレビもあれば、都道府県だけを変更すればいいテレビもあります。
お使いのテレビの説明書で確認してみることをおすすめします。
アンテナの向きが悪い・アンテナがない
地域によっては複数の電波が受信できる場所がありますが、選択する電波塔の方向にしっかりアンテナが向いていないと電波を受信できない事があります。
この場合は管理会社に連絡し、向きを調整してもらえるように言ってみましょう。
筆者の住んでいる地域は2箇所の電波が受信できますが、どちらも弱いためアンテナは撤去されケーブルテレビが導入されています。
ですが、契約がイヤなので室内にアンテナを設置し、何とか電波を拾ってテレビを見ている状態です。
しかも、そのような状態なので電波は安定せず、日によって、いえ、時間によっても映る時と映らない時が出てきます。
もう、こうなるとアンテナの向きを変更しても何の意味もありません。
車が通っただけでも受信状態は悪くなりますし、雨が降れば受信は悪くなる…そんな繰り返しです。
また、アナログテレビ用のアンテナは立っているが地デジ用のアンテナは立っていない…そんな家もあります。
賃貸住宅に多く見られる傾向ですが、「テレビ視聴のためのアンテナ等設備は賃借人負担」という但し書きがされている物件も多いものです。
物件選びの際にこうした点も確認しておくと良いでしょう。
引越し先でテレビが映らない原因と対処法は、主にこうしたものになります。
ほかにも、地デジに移行しておらずアナログテレビで接続していないか等、基本的な部分を確認してみることも必要です。
どうしても映らない場合
こうした「原因」と思われる部分を確認し、対処したにもかかわらず、それでもテレビが映らない・見れないと言う場合には、テレビ自体の故障や部屋側の差込口の破損等が考えられるでしょう。
まずは管理会社に相談し、差込口に破損がないか確認してもらい、そこに異常がないのならテレビの故障と言う可能性が出てきます。
以前の部屋では問題なく映っていたのなら引越し作業中の破損の可能性もゼロとは言えないので、できるだけ早い時期に確認してもらったほうが良さそうですね。