引越し荷物が多い単身者は意外に多いものです。
特に女性はお洒落に気を使う人も多いので、靴や服、バッグなどでいつの間にか荷物が増えている事も少なくありません。
でも荷物が多くなると引越し料金も当然高くなってしまうなんて…それじゃ困りますよね!
そこで、引越し荷物が多い単身者向けの、安い費用で引越しが実現できる秘密の方法を3つ、紹介してみますね!
目次
そもそもどれくらいあると荷物が《多い》になるの?
一人暮らしをしている人の平均的な引越し荷物量は、ダンボールの数にして10個程度と言われています。
次に多いのが11個~15個の間くらい、次が9個以下となっています。つまり、一人暮らしなのにこの数を超えるようなら《引越し荷物が多い》という事になります。
家族の場合は、4人家族の場合は平均して50個程度になるのが普通とされていますので、それを超えると《多い》という事になります。
ちなみに筆者宅は3人なのに50個前後ありましたので、残念ながらかなり多いという事になります。そんな事から、1度だけですが引っ越し業者に嫌味を言われた事もありました。
とは言え、ダンボールの数だけで荷物が多いかどうかを決めるのは少々強引ですよね。
例えば一つ一つのサイズが大きな物をダンボールに詰めたら、必然的にダンボールの数は増えてしまいますし、細かい物ばかりならダンボールの数は増えずに済みますよね。
荷物が多いと引越し費用にどれくらい影響するの?
引越し荷物が多いと、引越し料金に少なからず影響を与えます。
例えば単身用の引っ越しプランなら本来20,000円前後で引越しができるはずなのに、荷物が多いために単身用のプランでは足りず一般的な引越しプランになってしまうと、それだけでも1~2万円程度の差は出て来ます。
これは、荷物を運ぶトラックのサイズが変わる事、作業員の人数が変わる事などが影響しているからなんです。
単身用のプランなら、1台のトラックに引越し何件分もの荷物を一度に積み込む事ができるのですが、一般的な引越しプランになるとそうはいきません。
1台で1件分の荷物になるので、その分高くなってしまうのは仕方のない話ですよね。
安い費用で引越せる3つの秘密
一人暮らしだけど荷物が多いという引越しを、安い費用で済ませるために大切な事は、3つあります。
とにかく荷物量を減らす事!です。単純な事ですが、荷物の量を減らす事で余計な料金がかからずに済み、単身用の引っ越しプランで足りるようになります。
その荷物量を減らす方法がいくつかありますので参考にしてみてください。
1.不用品は処分する
地域のゴミ回収に出したり、売れる物はリサイクルショップに売る、時間に余裕があるならオークションなどに出すのも一つの方法です。
こうすれば荷物が減るだけでなく、わずかでもお金になって戻ってくるのでちょっとした楽しみにもなりますね。
2.荷造りの際の詰め方を工夫する
意外な発想ですが、ダンボールへの詰め方を工夫する事で無駄な隙間を減らします。こうする事でわずかながら荷物量を減らす事も可能になります。
地味な作業かもしれませんが、荷物を捨てたり処分するのはイヤと言う人におススメです。実はこれ、意外に大きな成果を生んでくれるんですよ。
3.自分で運べるものは運ぶ
前もって掃除や下見に行くついでに、運べる荷物は運んでおきます。これだけでもずいぶん荷物量に差が出てくるので、おススメな方法です。
特に、新居用に新しく用意するもの…例えばカーテンやスリッパなどは、購入した足でそのまま新居に行って置いて来れば引っ越しの際の荷物を増やさずに済みます。
どうせ今住んでいる所では使わず新居でのみ使うのですから、そうしたほうが無駄がありませんよね。実は筆者は毎回この方法を使って荷物量を減らしています。
これらの方法はとんでもなく大きな差を生む…とはいきませんが、でも確実に荷物量を減らす事ができる方法です。
特に、新居へ前持って行く機会があるなら手ぶらで行くのなんてもったいない!何か一つでも持って行けば、引越し業者に依頼する荷物が多いなんて事にはならずに済みますよ。
大きな荷物がないなら宅配便がベスト
引越し荷物が多いとそれだけ費用もかさみますが、大きな荷物がない場合は引越し業者ではなく宅配便を利用するという方法で費用を安く済ませる事も可能になるんですよ。
例えば家具類がほとんどなく、ダンボールがメインの場合は、宅配便利用でも十分に引っ越しが可能になります。
1個につきいくら、という料金計算になりますが、自分で持ち込んだり、複数いっぺんに依頼するなどすると割引制度がある場合も多いので、こうした制度を上手に利用すれば予想外に安く上げる事もできるんです。
それに、1個につきいくら…という計算なので、全部でいくらかかるのかわかりやすくて良いですよ。
また、単身用の引越しプランで足りず何万円もプラスした引越しプランになるくらいなら、オーバーしてしまった分は宅配便で送ると言う方法だって良いのです。
その日のうちに到着する事はありませんが、安く上げるためだと割り切れば問題ありません。