賃貸住宅は更新前に引越しする事ってできるの?

契約期間が満了していないのに引越したら違約金とかが発生したり、何かお金を払う必要が出てくるのか等、とても不安になりますよね。

ここでは、一般的な契約についての具体例をあげながら、更新前の引越しについて解説してみますね。


更新前の引越しはルール違反?

一般的な賃貸住宅の契約では、更新前に引越しをしても違約金などが発生する事はありません。

《契約期間内の借主側からの途中解約の申し出については、いつでもできる》とされている場合が多いためです。

つまり、入居者側が自分の都合で「来月で引越そう」と考えて契約を途中解約して引越す事には何の問題もないとしているわけです。

ただ、中には《契約途中での解約については違約金が発生する》といったような内容になっている契約もありますので、この場合はそれに従う必要があります。

また、期間限定で家賃が値引きされているような場合なども、《途中解約の場合は、入居時にさかのぼって本来の賃料で清算する》等の特約をつけている事があり、その場合は入居時にさかのぼって本来の賃料との差額を支払う必要があります。

筆者はこのタイプの部屋を借り、途中で解約した経験があります。

最初の2年間だけ毎月の賃料が5,000円ほど安くなると言う契約だったので、退去の際には差額×居住月数で請求されました。

このように、途中解約に対して特約を設けているケースもありますが、こうした事はあまり一般的ではなく、多くの場合は更新前でも自由に途中解約ができるようになっています。

ちなみに、契約途中での解約をした場合のその後の家賃は、当然ですが払う必要はありません。

一般的な契約では、退去予定日の1ヶ月以上前に退去の告知をする事で、その後の家賃の支払いは免除されます。

ですので、残りの期間分の家賃の支払いまで心配する必要などないんですよ。

 

物件に問題があった場合はどうなる?

更新前なのに引越しをするその理由が、例えば騒音や日照など物件の問題だった場合は違約金支払いの特約があったとしても免除されても良さそうですよね。

でも現実問題として、それは無理だと言われています。

 

騒音と感じる基準が人によって違う

その音が《騒音》なのか《生活音》なのかという基準は、千差万別です。

それこそ、同じ部屋に住む家族であってもその感じ方には違いがあるほどです。

そんな難しい《音》に対する問題が原因となって契約期間内の引越しを決めた場合でも、残念ながら違約金支払いの必要が出てきます。

というのも、管理会社側や大家側から「出て行け」と言われたわけでもなく、自分で騒音が嫌だとして退去を決めているからです。

どんなにひどい目にあわされても、どんなに壁が薄すぎたせいでうるさくなっていたとしても、自分の意思で引越しを決めてしまったら、それは自己都合として扱われ、違約金の特約がある契約なら当然の事のように違約金支払いの義務が発生してしまうんですよ。

 

管理会社は適切な対応をしたか

騒音などの問題が発生した時、速やかに管理会社に相談したかどうかも重要なポイントになります。

残念な事に、中には相談したところでまったく対処しない・対処したフリという不動産会社もあります。

そして、対処したにも関わらず何の改善もされず、耐え切れずに引越しを決めてしまった場合…これも残念な事に違約金支払いの義務が発生します。

ただし、適切な対処をしてくれなかったためにやむを得ず引越しという選択をしたとなれば、不動産会社に対して引越し代の請求を行える場合があります。

管理会社は入居者が快適に日常生活を送れるように管理する義務を負っています。

そのための管理会社であり、入居者は管理費の支払いをしているのです。

とは言え、騒音などの目に見えない問題」は裁判に持ち込んだとしても解決するのにとても長い時間と多額の費用がかかり、労力も使いますので泣き寝入りしている人が多いんですよね。

 

契約期間内の引越しの仕方

契約期間内に引越しをする場合も、通常の引越しと何ら変わりはありません。

退去しようとする日の1ヶ月以上前(契約書に記載の告知期間に従う)に管理会社に退去日の連絡を入れ、引越し業者を決め、引越し準備に取り掛かります。

荷造りや色々な手続きをしていると、1ヶ月なんて期間はあっという間です。

そうこうするうちに引越し日を迎えてしまいますよ。

契約期間満了で引越しをする場合と異なる点は、契約関連での手続きが少し増える事です。

今までの部屋でかけていた保険を、途中で解約する必要があるんですよ。

入居の際の契約時に火災保険に加入した事を覚えているでしょうか。

この保険は、部屋の契約を解約しても自動的に解約にはならないので、自分で解約の手続きを取らなくてはなりません。

入居時に加入した際の保険証券が手元にあるはずですので、その連絡先に電話をして退去する旨を伝えます。

すると、たいていは解約関連の書類を送るから記入して返送するようにと指示されます。

書類を返送すると退去日までで清算され、後日解約返戻金が戻されます。

解約返戻金(未到達日分の保険料が戻ってくる事)の金額や割合については保険会社によって異なります。

これ以外には、特別にやる事は特にありません。

ほんのわずかな解約返戻金でも、お金のかかる引越しにはとても役立ちますので、忘れずに手続きを行うようにしてくださいね。

 



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この記事を書いた人

越前さやか
今までの引越し回数12回の40代主婦。引越しのノウハウについては自信があります!今までの経験を駆使して、みなさんに役に立つ情報をお届けします。