引越し前日・当日だって洗濯物は放置できない場合が多いですよね。
特に家族の場合、1日だって洗濯しなかったら後が大変…。
でも洗濯機はもう水抜きで外しちゃってるし、どうするのこれ?
そんな忙しい引越し中でも洗濯を効率よく行う方法をいくつか紹介してみましょう。
洗濯用品は引越し荷物に入れない
引越し前でも引越し後でも、とにかくすぐに洗濯ができるようにするために、洗濯洗剤やハンガー類などは、引越し荷物に入れず、別にしておきます。
筆者がよくやるのは洗濯カゴを利用してハンガー類と洗剤類を別にしておき、自力で新居へ持ち込むと言う方法です。
引越し荷物に入れてしまうと、いざ新居へ行ってすぐに洗濯したいと思っても、どのダンボールがそれなのかわからず時間を無駄にしてしまう可能性があるからです。
ですので、洗濯用品は引越し荷物に入れず別途運ぶようにすると便利です。
コインランドリーを活用する
引越し前日に出た洗濯物は、夜のうちに洗ったところで翌日の朝までには乾かないことがほとんどです。
下手に生乾きの状態でたたんで運んだりすれば雑菌が繁殖してニオイがひどくなってしまう可能性もありますので、避けたいところです。
そんなときに利用したいのがコインランドリーです。
コインランドリーなら乾かすところまでできてしまうので、さっきまで着ていた服まですべて洗って乾かして持ち帰ることが可能です。
こうすれば洗うべきもの・汚れ物はすべて処理できるので、後は新居に引っ越してから次に出た洗濯物を普通に処理するだけ…になります。
ただ、コインランドリーもお金がかかるものなので、便利なのはわかるけれどできるだけ出費は抑えたい…という人も少なくありませんよね。
そんな場合は、引越し前日のお風呂は早めに済ませ、洗濯をして、それから洗濯機の水抜きを行うようにします。
そして、洗濯が済んだ衣類をコインランドリーに持って行き、乾燥だけするというのも良いでしょう。
こうしてある程度乾かしておけば、完全に乾いていなかったとしても翌朝までには乾くので、コインランドリーの利用はとてもおすすめできます。
新居でまずは洗濯機を接続する
もっとも一般的で、余計なお金をかけずに済む方法です。
前日に出た洗濯物は大きなビニール袋に入れて新居まで運びます。
その上で、新居に到着したらまずは洗濯機を接続し、とにかく洗濯を開始しましょう。
お金のかかる引越しなので、少しでも節約するために筆者はいつもこの方法を使います。
汚れ物と洗濯用品は自分の車で運ぶので、洗濯機さえ接続できてしまえばすぐに洗濯を開始できます。
前回の引越しでも、業者さんが荷物を運び入れている最中、洗濯機を回し続けていました。
そしてエアコン設置が終わった頃、洗濯干しもでき、夕方には乾いた状態で取り込むことができました。
こうすれば、荷物の搬入が終わって片づけをしている間に洗濯物を干して乾かすこともできますので効率的ですよ。
ただ、洗濯機の接続が自分でできない場合は引越し業者がオプションとしてやってくれる事があります。
もともとの契約で洗濯機の接続を入れているなら、真っ先にやってほしいと頼んでみると良いでしょう。
オプション契約していなくて自分で接続ができない場合は、誰か接続できる人を用意しておかなくてはなりません。
それから、工具もお忘れなく。
捨てる予定の服を着る
これも時々筆者が使う手ですが、引越し前日など洗濯機を使えない状態になる時は、捨てる予定の服を着て作業をし、着替えたときにゴミに入れます。
タオルなども、もう捨てていいものを使うようにします。
こうすることで洗濯物を出さずに済み、効率的です。
もちろん、捨てる予定の服がそんなに都合よく出てくるとは限らないので、毎回使うことはできないかもしれない方法ですが、引越し準備などで要らない服・捨てても良い服が出てくる可能性は十分にありますよね。
特に子供などはすぐに大きくなって去年の服も着られない…ということが多々ありますので、子供に関しては十分に使える方法です。
とは言え、捨てるときにちょっと不安が出てきますよね。
自治体などで資源回収として収集している衣類は、綺麗で破れ等がなくまだ使用できる洗濯済みのものとされているのが一般的です。
ですが引越し作業で使った捨てる予定の衣類は洗濯済みのものではなく汚れているので可燃ごみに出して大丈夫です。
特に下着類やタオルなどは、例外なく可燃ごみとなりますので「可燃ごみに出していいのか?」という心配はいりません。
引越しをして新しい家で新しい生活を始めるのですから、心機一転、古くていらない衣類などは最大限に活用してから処分するのも悪くありません。
実家が近いなら実家を利用する
もし実家が近いのなら、引越し前日の洗濯は実家でさせてもらうと言うのも良いでしょう。
そのまま干してもらって、乾いたら取りに行く…。
また、実家なら引越し前日で食事の用意もままならないと理解してもらえるはずですので、食事のお世話にもなれる可能性がありますよね。
ちょっと甘えた方法ですが、引越しのバタバタした時期の事です。
特に孫などいる場合は、孫の顔も見られるので喜ばれるかもしれませんし、利用するという言葉は悪いかもしれませんが、今回だけ…と甘えさせてもらうのも良いかもしれません。
ただ、実家が近くにない場合はこうした方法は使えません。
筆者もそうなので「そうだったらいいのに」という思いをこめて提案してみました。