引越し準備が間に合わない!
こうなったら徹夜でもしなきゃダメ!
…こんな経験をした人は決して少なくないはずです。
引越し業者の到着に合わせて間に合わせるために、必要であれば徹夜もやむなしですが、その際には注意しなくてはならない点もいくつかあるんですよ。
今回は、徹夜で引越し準備をする場合の注意点について、解説してみますね。
引越し前夜は大忙し
とうとう明日は引越し。
そんな引越し前夜は、最後の荷造りで大忙しになることでしょう。
最後の最後まで使うものは別にしておいて、ほかのものはすべて梱包・荷造りを完成させなくてはならないので、場合によっては徹夜の作業になる事も少なくありません。
でもちょっと待って!
徹夜での引っ越し作業をする場合、特に注意しなくてはならないこともいくつかあるのでそういった注意点を見ていってみましょう。
物音に注意
一戸建ての場合は特に問題ありませんが、集合住宅の場合は物音に注意する必要があります。
深夜など静まり返った時間帯は、普段は気にならないような足音や物音がとても大きく響き渡るものです。
また、話し声もなぜかとても響き渡るのが深夜の特徴です。
静かに作業をしているつもりでも、ほかの部屋には意外にも大きな音として伝わっている可能性もないとは言えません。
特に大きな家具類の移動や解体などは深夜に行うべきではありません。
手が滑って落下させるなどしたら最後、苦情が来ることにもなりかねません。
ですので、徹夜での荷造り、準備作業を行う場合はとにかく物音に対する注意を忘れないようにしましょう。
寝坊に注意
徹夜で引越し準備をする場合、引越し当日の寝坊には注意するようにしてください。
引越し業者が来ても気づかない、まだ寝ていた…なんて事のないように十分注意する必要があります。
作業開始時間が遅くなれば、当然ですが終了時間も遅くなります。
また、引越し業者にしてみれば次の仕事にも影響してしまうので決して良い顔はされません。
筆者も徹夜での引越し作業を何度か経験していますが、睡眠不足は体調にダイレクトに影響してきます。
眠くてミスをしてしまう事も多くなるので、怪我などに注意しなくてはなりません。
睡眠不足による体調不良に注意
寝不足の状態で引越し当日を迎える事になるので、体調不良に注意が必要です。
たかが睡眠不足と侮ってはいけません。
引越し作業はとても体力を使うものですので、前夜に睡眠が取れていないということはとても大きなダメージとなっているはずです。
引越し作業自体は業者に依頼しているかもしれませんが、何をどこに置くかの指示を出すなどする必要がありますので、寝不足で思考回路がしっかりと機能していないようでは困ってしまいますよ。
すぐ使うものの荷造りに注意
最後の最後まで使うもの・最初にとにかくすぐ使うもの…これは人目でわかるような状態に荷造りする必要があるので注意しましょう。
徹夜で準備していると眠気で正確な判断ができなくなる場合があります。
最後の最後まで使うものや引越し先ですぐに使うものがどこに入ったかわからないと困ってしまいますので、そのダンボールだけはふたをせず、ほかの荷物とは別にしておくので、眠くてもそれだけは忘れないように注意してください。
間に合わなかったら
徹夜で荷造りをがんばっても引越し業者が来るまでに間に合わなかった場合はどうするか…を事前に考えておく必要があります。
追加料金を支払ってでも梱包・荷造りを業者にやってもらう方法や、残った荷物は部屋の明け渡しまでの間に自分で何とかして運ぶ方法、実家などに応援を頼む方法などがあります。
もっとも現実的なのは追加料金を支払って業者にやってもらう方法ですが、業者によっては対応してくれない場合もあるかもしれないので、注意してください。
また、実家などに応援を頼む場合も、あまり遅い時間にこられたのでは結局間に合わせることができないなどが予測されます。
可能な限り早い時間帯で来てもらえるならお願いし、それが無理であればほかの方法を探す必要が出てきます。
ゴミ出しは朝に
24時間ゴミ出しOKのマンションなどもありますが、深夜にゴミを出しに行くのはやめておきましょう。
通路を歩き回る音やドアの開閉は意外にもほかの部屋に大きく響いているものです。
徹夜で引越し準備をしていてゴミが出た、ゴミ出しに行きたい…と思う事もあるかもしれませんが、そこは我慢して、朝一番で出しにいきましょう。
タイミング的には引越し業者が来る前に出しておくと良いでしょう。
掃除は翌朝
荷造りをしながら掃除をしていくと引越し準備はとても順調に進んでいきます。
ですが、徹夜で作業をしている場合の掃除は翌朝以降にするようにします。
あるいは、雑巾がけ程度にとどめておくと良いでしょう。
以上7つの注意点を紹介してみました。
引越しを目前に控えて準備が終わっていないと、本当にあせってしまいますよね。
でも、こうした注意点だけは忘れずに、そして無理をしない程度にがんばって荷造りを終えるようにしてください。