引越しのために荷造りをしていたら大量の瓶や缶、そしてペットボトルまで出てきた場合、その梱包方法はもちろんですが処分方法にも悩んでしまいますよね。
今回は、大量の瓶や缶、ペットボトルの処分方法から梱包、荷造り方法まで紹介していきますね。
目次
缶の梱包・荷造りと処分方法
ジュースやビールのカンを梱包・荷造りする場合、いくつかの注意点があります。
小さめのダンボールに詰める
中身の入った缶は重くなるので、小さなダンボールに小分けにして梱包します。
ダンボールに詰める際は特にエアパッキン等で包む必要はありません。
普通にダンボールに入れていきます。
ただ、詰め終わった際に隙間ができるようなら新聞紙などを詰めて中身が動き回らないようにしておきましょう。
スプレー缶の場合は、飲料とは別のダンボールに入れます。
万が一ボタンが押された場合を考えて、ビニール袋に入れてから詰めると良いでしょう。
詰める時は縦に
缶は一般的には横からの力には弱いが縦からの力にはとても強いという特徴を持っています。
ですので横向きに詰めると、缶が押されてつぶれてしまうので、必ず縦に並べて詰めていきます。
万が一の破損が心配ならビニール袋をダンボールに入れて、その中につめていく方法も良いでしょう。
注意書きは目立つように
中身が缶ジュースやビールなど中身の入った飲料であることを目立つように書きましょう。
取り扱い注意、重量物、飲料、などの注意書きをしておくと安心です。
次に、カンを処分する場合の注意点です。
中身が入っている場合
中身が入っている場合、普通に下水に流して捨てます。
その上で缶を洗って、つぶして自治体の資源回収の日に出すようにしましょう。
そのままで出すとカサが増えて出すのも大変ですし、自治体によってはつぶすようにと定められている場合もあります。
缶をつぶすのには、このような道具が便利です。
ジュースなどの缶だけでなくペットボトルも簡単につぶせると好評です。
似たような商品は本当にたくさんありますが、予想以上に力が必要だったりうまくつぶれなくて何度もやり直したり…ということが多いようですが、こちらは非常に使い勝手が良く、能力も高めで人気があります。
スプレー缶
スプレー缶は中身をすべて出し切ってそのまま資源回収に出します。
同じ缶ですが、危険ですのでつぶす必要はありません。
瓶の梱包・荷造りと処分方法
瓶を梱包・荷造りする方法と注意点もあります。
1つ1つ保護する
瓶は隣り合ったもの同士がぶつかっただけでも割れる危険性がありますので、ダンボールに詰める際は1つ1つをエアパッキンなどで保護していく必要があります。
ダンボールは小さめの物を選び、エアパッキンを敷きます。
その上に、1つ1つエアパッキンで保護した瓶を縦に並べていきます。
缶と同じく瓶も横向きにかかる力には弱いので、必ず立てて入れてください。
これらは飲料の瓶でも調味料の瓶でも同じです。
注意書きは必須
詰め終わったら隙間を新聞紙などで埋めて動かないようにし、ふたをします。
その上で、中身が瓶であることを大きく書きましょう。
ガラス・割れ物・取り扱い注意などを目立つように書きます。
瓶を処分する場合は次のようになります。
資源回収に出す
瓶も缶やペットボトルと同じく、資源回収に出すことができます。
中身が入っている場合は、キッチンなどから下水に流し、瓶を洗います。
瓶は缶などと違ってつぶしたりすることができないのでそのまま資源回収に出すことになります。
また、瓶は自治体によっては色ごとに分けて出すようになっている場合があるので、ルールに従うようにしてください。
ペットボトルの梱包・荷造りと処分方法
ペットボトルを梱包・荷造りする場合の注意点は次のようになります。
小さなダンボールを選ぶ
スーパーなどでペットボトル用の頑丈なダンボールをもらってくるか、小さなダンボールを選んでつめていきます。
このとき、特に保護する必要はなく、エアパッキン等は必要ありません。
また、中身の入ったペットボトルはとても重くなりますので、大きなダンボールでは底が抜けてしまいますし、作業員が腰を痛めてしまう可能性もあります。
ですので、小さめのダンボールを選ぶようにしましょう。
処分する場合
ペットボトルを処分する場合、中身が入っている場合は下水に流し、自治体の資源回収に出す方法があります。
缶のところで紹介したようなつぶす道具を用いて小さくつぶして出すようにしてください。
資源回収は地域によっては2週間に1度など、回収頻度が低いのでつぶして小さくしておいたほうが何かと便利です。
処分の基本は資源回収
缶でも瓶でもペットボトルでも、処分するときの基本は資源回収に出すということになります。
いずれもほとんどの自治体が無料で回収していますので大きな負担になることはありません。
ただ、あまりにも大量にある場合、1度で出すのではなく何回かに分けて出したほうが良い場合もあります。