念願の新築マイホームを引き渡されたら、今すぐにでも引っ越したい気持ちになりますよね!
でもちょっと待って。
一般的には引渡しからどれくらいの期間で引っ越すものなの?
引渡し後に何か特別なことはあるの?
手順を間違えたりしては後悔しそうだから、前もって知っておきたいものですよね。
今回は、新築引渡しから引越しまでの期間やタイミングなどについて、解説していきますので参考にしてみてくださいね。
目次
引渡しから引越しまでの期間は?
新築の引渡しを受けてから引越しをするまでの期間は、人によってそれぞれ異なります。
中には引渡し当日にはもう荷物を運んだと言う人もいれば、1ヶ月経ってから入居したという人など、色々です。
新築の引渡しを受けてから何日以内に引越しをしなければならないと言う規定はないため、それぞれの都合で引越しをすると言うことなのでしょう。
たとえば家族の仕事や学校の関係で1週間先でなければ無理…とか、2週間先でないと引越し業者がやってくれない…など現実的な問題があったり、外溝工事が終わっていないからその後の入居しか無理など色々あるわけです。
そういった大きな理由がない場合は、ほとんどの人が当日や翌日などから荷物を運び始めているようです。
待ちに待った新築住宅の完成ですから、1日も早く入居したいものですよね。
入居まで期間が空く場合
すでに引渡しは受けたけれど、色々な都合があってすぐには入居できない、引越しが少し先になる…という場合、注意しなければならない点がいくつかあります。
家賃が重複
引越しが遅れると、引渡しを受けた新築のローンの支払いと、今住んでいる住宅の家賃の支払いが重複して発生してしまいます。
新築への引越しが遅くなればなるほどその期間が長くなるので、経済的負担が大きくなってしまう可能性があります。
防犯上の問題
引渡しを受けた新築の住宅は、もう建築会社の管理の下にはありません。
すでに自分の持ち家として、自分で管理していかなくてはならない状況にあるわけです。
当然、引越しをせず空家の状態で放置しておくことには防犯上のデメリットが存在しますので、十分に注意する必要があります。
カーテンで内部が見えないように目隠しをするのは当然ですが、普段からずっと雨戸が閉めっぱなしだったり、明かりが全く漏れてこない状態は、「ココには人が住んでいません」と教えているようなもの。
引越しまで時間があるのなら、時々でも様子を見に行ったり、自動で証明が点灯するようにタイマーを設置してくるなど防犯対策を施しておかなくてはならないでしょう。
このように、引渡し後すぐに引越しができない場合はいくつかのデメリットや危険がついて回りますので、それに対する対策を十分にしておく必要がありそうです。
引渡し後のベストな引越しタイミング
新築の引渡しを受けた後、どんなタイミングで引越しをするのが良いかは、個々のケースによって異なります。
仮住まいの家賃と重複する場合
仮住まいの家賃と新築のローンが重複してしまう場合、できるだけ早い時期に引越しをしたほうが経済的な負担は少なくて済みます。
ですので、こうした負担を最小限に抑えたい場合は、引渡し後すぐにでも引越しができるよう前もって退去の通知をしておくと良いでしょう。
とは言え、天候の影響を受けるなどして進行が送れ、引渡しが予定通りにできない事も考えられますので、退去の通知は「引渡し予定日から1週間程度後」に設定しておいたほうが無難でしょう。
外溝工事が終わっていない場合
外溝工事が終わっていない場合は、それが終わってから引越しの方がスムーズでしょう。
引越し作業ともなればトラックが横付けされたり作業員の出入りが多くなるなどしますので、外溝工事に影響が出ないとも限りません。
せっかく引渡しを受けていながら少し待つことになるので気をもんでしまいますが、すべてが終わってから引越しの方が落ち着けるのではないでしょうか。
切りの良い時期に
たとえば引渡しが3月だった場合、進学や進級、就職の時期に合わせて間に合うように引越しをすると言うのも良い方法ですね。
特に転校を伴う引越しになる場合、年度の途中からよりも切りの良い時期に引越しをして、進級と同時に転校できるよう配慮してあげることも重要です。
また、引渡しが12月だった場合は、新年を新しい家で迎えられるように引越しができると良いでしょう。
ニオイが消える頃
アレルギーなどで敏感な人は、建材や接着剤など建築にかかわるさまざまな材料等のニオイが消える頃に入居するのも良いでしょう。
一定期間が経過すればニオイは消えるので、その頃を見計らって引越しをすれば問題ありません。
このように、その家庭ごとの都合や状況に合わせて引越しのタイミングを考えれば良く、引渡しを受けたらすぐに引越しをしなくてはいけないという事も、ある程度日数が経ってからでなければいけないという事もないのです。