学生が友達と二人暮らしをする…テレビドラマなどではよく見るパターンですよね。
お金がないから二人暮らし、節約のために二人暮らし。
でも実際はどうなんでしょうか。
いい面も悪い面もあると言われる友達との二人暮らしについて、少し掘り下げてみたいと思います。
目次
学生が二人暮らしって実際どう?
学校に通うのに自宅からでは遠い、だから一人暮らしをしようと思っていたけれど、同じような考えをしている友達がいたから二人暮らしをしようという話になった。
…本当によくあるパターンですよね。
実際、こうした流れで友達と二人暮らしを始める学生は多いようですが、学生の二人暮らしにメリットやデメリットはあるのでしょうか。
メリット
一人暮らしよりは節約になる
まずは家賃で大きな差が出ます。
一人暮らしで4万円の家賃を払うより、二人暮らしで6万円の家賃なら、折半にすれば今まで以下の3万円で済むので確実に節約にはなっています。
このように、すべてを折半でやっていけさえすれば総合的には節約になる事間違いなしでしょう。
急病などの時に安心
人生はいつ何が起こるかわかりません。
突然の急病なども絶対にないとは言い切れませんよね。
そんな時、二人暮らしなら気づいてもらえる可能性も大きく、また、一人で不安になる事もありません。
寂しくない
失恋したり単位が取れなくて落ち込んだり、学生にはいろいろな事が起こります。
そんな落ち込んだ気分の時でも、一人ぼっちじゃないというのはとても大きな意味を持ちます。
一人暮らしだったら一人でいつまでも落ち込んで、悪いほうに考えてばかりになりがちですが、二人暮らしなら励ましてくれたりいろいろ話を聞いてくれる相手がいるので寂しさばかりにならずに済みます。
デメリット
どちらかに恋人ができたら
どちらかに恋人ができた時、関係がおかしくなる事がよくあります。
彼氏を部屋に連れてくる事が増えると、もう一人は居づらくなって関係がギクシャク…結局は二人暮らし解消、というケースも非常に目立っています。
折半が不満に
生活費はすべて折半のはずが、中には「私よりあの子のほうが使ってるのに」「不公平」と思ってしまう人もいると言います。
それこそシャンプーの回数やらトイレットペーパーの使い方まで、すべて比較して「あの子のほうが多い」となったら、もうそこで関係は終了です。
こうしたお金の問題が起こりやすいのも学生の二人暮らしだと言われています。
どちらかが突然居なくなる
突然相手が居なくなってしまう、そんな事もあるようです。
そうなった場合、これまで折半だった家賃をはじめとするすべての生活費を、その後はすべて一人で払っていかなくてはならなくなります。
そうなったら一人暮らしの時とは比べ物にならないほどの負担がのしかかってきますので、大きなデメリットとなる事間違いなしです。
学生の二人暮らしの部屋探し
学生が二人暮らしをする場合の部屋探しには、いくつかのポイントがあります。
個々の部屋を確保する
いくら仲良しだったとしても、個々の部屋を確実に確保する必要があります。
一人になりたい時間もありますし、ほかの友人とのやりとりだってあるでしょう。
プライベートを充実させることも、二人暮らしを成功させるために重要なポイントなんですよ。
学校までの距離
帰りが遅くなった場合の安全性なども考えて、学校からの距離はあまり遠くならないようにしましょう。
あまりにも遠いようでは、実家から通うのと変わらなくなってしまいますよね。
また、街灯のないような暗い道、人通りの少ないような場所は避けることをおすすめします。
二人暮らし可の物件
2DKなどでも二人暮らしを可としていない部屋も存在しますので、不動産屋で二人暮らしができる物権を紹介してもらいましょう。
学生マンションなどでも、二人暮らし可とするものが最近は多くなってきています。
いずれの場合も、一人暮らし用の物件に内緒で二人で住むというようなことのないように注意しましょう。
バレたら退去を求められる場合もあります。
学生の二人暮らしの注意点
学生の二人暮らしに限りませんが、誰かと一緒に暮らすことになる場合、お互いの間で一定のルールを作っておかなくてはならないでしょう。
特に女性同士の二人暮らしでは、一方に恋人ができたらもう一方が追い出されてしまうと言うことも非常に多く、トラブルの原因となっています。
また、同じようにトラブルの原因になりやすいのがお金の問題。
生活費用の口座は一緒に用意し、確実に入金して処理していくようにお互いが心がけていないと、絶対にうまくいきません。
こうした事がトラブルの原因になりやすい事がわかっているので、あえてその部分に関するルールを良く話し合って作っておく必要があるでしょう。
うまくいっている時は楽しいものですが、いったんこじれてしまうと修復が難しいのも女性の特徴。
修復不可能になってから話し合うことはほとんど無理なので、事前に親も交えていろいろな話し合いをしておくのが良いでしょう。