【引越しの荷造り】ギターなどの楽器の梱包方法。処分方法も。

引越しで楽器を運んでもらう場合、その梱包方法や運ぶ際の注意点には特殊なものがありそうな気がしますよね。

背門業者に依頼するべきなのか、それとも自分で対処できるものなのか…いろいろな楽器の種類ごとに解説していきますね。

楽器の梱包・荷造りの仕方と運ぶ際の注意点

引越しの荷造りや梱包で特に気を使うのが楽器です。

ちょっとした衝撃にも弱く、温度や湿度の変化にもとても敏感なものが多いからです。

では、楽器の種類ごとにその梱包方法や運ぶ際の注意点を見て行きますね。

 

ギター

ギターは購入時のケースがあればそれに入れて運ぶのがもっとも安心な方法です。

特にハードケース(素材が硬いもの)があれば万全ですが、レザーのようなやわらかいケースだとあまり意味がないかもしれません。

その場合は、ダンボールをギターのサイズに合わせて切って組み合わせ、ちょうど良い大きさのケースを作ってしまいましょう。

ダンボールで作ったケースに収納する際、ギターは弦の下にキズがつかないようにエアパッキンや布などをはさんでおくようにします。

その上でエアパッキンやいらない毛布、バスタオルなどを使って包みます。

ダンボールに入れた後は中で動かないように新聞紙やエアパッキンなどの緩衝材を使ってしっかり梱包します。

最後に、表に大きく「ギター」「楽器」「こわれもの」「取り扱い注意」などを書きましょう。

輸送中の注意点としては、時期にもよりますが湿気が怖いので、ダンボールの中にシリカゲルなどの乾燥剤や、除湿材を一緒に入れておくと良いこと、衝撃が加わらないようにできるだけ安全な場所に積み込んでもらうことなどでしょうか。

できれば自分で運ぶのが一番安心ですが、それが無理な場合はこうした点に注意してもらいましょう。

 

ギターアンプ

一般的なギターアンプは前面から音が出てくるように作られているので、この面を下側に向けて梱包していきます。

まずはエアパッキンで全体を包み込み、さらにダンボールを切って同じように包み込むようにします。

できればその上からいらない毛布などで全体を包むと安心です。

運ぶ際の注意点は、アンプの前面を下に向けておくことです。

前面に向かって音が出ると言うことは、地面に対して水平方向に音を出すというつくりになっているのですが、こうした構造の楽器というのは上下方向に対する衝撃や振動に弱いと言う特徴を持っています。

ですので、あえて前面を下に向け、スピーカー部分に上下方向の衝撃が加わらないような工夫をして運ぶ必要があります。

自分で運ぶ場合も引越し業者に依頼する場合も、この点に注意すると良いでしょう。

 

キーボード

キーボードはピアノと同じくとてもデリケートな楽器です。

ですので、梱包はもちろん運ぶ際にもとても注意が必要になります。

梱包はエアパッキンを使って全体を丁寧に包み込みます。

1重だけではなく2重3重と厳密に梱包すればより安心です。

その上でいらない毛布などを使ってさらに包み、ガムテープで止めておきましょう。

紙などに「取り扱い注意」「楽器」「落下厳禁」などの注意書きをし、見えるように貼り付けておいてください。

 

トランペットやチューバなどの金管楽器

購入時についていたような頑丈なケースがあれば良いですが、ない場合はそれに等しい頑丈な入れ物を用意しましょう。

ホームセンターなどで木材を購入してきて作っても良いですし、厚手のダンボールなどでも良いでしょう。

梱包はエアパッキンまたは毛布などが基本です。

丁寧に、そして厳重に包み箱に入れ、中で動かないようにエアパッキンや新聞紙、タオルなどで保護します。

当然ですが、外側には大きく「取り扱い注意」「楽器」「落下厳禁」などの注意書きを行います。

 

楽器は専門業者に依頼する方法もある

ギターやキーボードといった精密機器ともいえる楽器類は、普通に引越し荷物として輸送するよりも、専門業者に依頼して輸送してもらったほうが安全な場合が多いようです。

特にトランペットやチューバのような金管楽器やキーボードなどは、輸送時に保険をかけたほうが良いのでは?というほどデリケートなものなので、心配なら楽器輸送の専門業者に依頼することをおすすめします。

ヤマト運輸のように一般的な運送業者などでも楽器専門の輸送を取り扱っている場合があるので、引越しとは別に聞いてみるのも良いでしょう。

 

要らない楽器の処分の仕方

引越しの際に、もう使わない楽器を処分したいと考えている場合、捨てるのではなく買い取りサービスを利用してみる事をおすすめします。

楽器の買取専門店である「楽器の買取屋さん」では、壊れて使えなくなった楽器でもあきらめずに相談してほしいとしており、非常に多くの種類の楽器を買い取ってくれています。

また、問い合わせから最短で30分もあれば無料見積もりにきてくれるので、急ぎの場合にも十分対応可能なんですよ。

出張買取対応地域は東京、神奈川、千葉、埼玉となりますが、買取希望の楽器の数が多数の場合は遠方でも対応可能な場合があるようです。

利用方法は、次のような流れになります。

 

出張買取

電話やメールで、出張買取で楽器を買い取ってほしい旨、伝えます。

指定の日時に訪問してもらい、その場で査定、買取が行われ、即時現金が受け取れます。

査定額に納得できず買取が成立しなかった場合でも、手数料などはかかりません。

 

宅配買取

電話やメールで、宅配買取で楽器を買い取ってほしい旨、伝えます。

指定の日時に楽器を引き取りに来てくれ、業者が持ち帰ってから査定します。

査定の金額に納得できれば24時間以内に現金が振り込まれ、買取完了です。

もし査定額に納得できなかった場合は返送してもらえるのですが、その際も送料や手数料などを請求されることはありません。

 

店頭買取

お店に持ち込む前に電話をしておくとスムーズです。

その場ですぐに査定をしてもらえ、その額に納得できれば即時買い取り完了、現金が巣の場で支払われます。

納得できなかった場合も手数料などがかかることはありません。

 

法人買取

電話やメールで、法人買取で楽器を買い取ってほしい旨、伝えます。

査定の方法は出張、宅配などそれぞれに対応していますので希望の買取方法で行われます。

査定が行われた後、納得できれば即買取成立で現金が振り込まれ、納得できなかった場合も手数料などはかかりません。

 

大量買取

電話やメールで、大量買取で楽器を買い取ってほしい旨、伝えます。

法人買取同様に、希望の買取方法に対応しているのでその方法にて査定が行われます。

査定額に納得できれば即時現金が振り込まれ、納得できなかった場合も手数料などはかかることがありません。

 

買い取り方法によって少しずつ違いはありますが、基本的には同じ流れで買取となっています。

壊れていてもあきらめず、メーカーがわからなくてもとりあえず相談…ということにもすべて対応してくれるので、楽器を手放したい人にはとても強い味方ですね。

特に、出張までしてくれることや査定額に納得ができなかった場合の対応については、利用者の立場で言えばとてもありがたいものですよね。

よく、宅配査定などを行っても金額に納得できなかった場合は「返送料は利用者負担】と言うところが多く見られますが、返送料の負担すらさせないというところが素敵です。

こうした負担がないとわかると、負担を強いられるところではなくこちらを利用してみようという気持ちになるのではないでしょうか。