建て替えなどで仮住まいやホテルへ引越し!費用や挨拶など徹底解説!

家の建て替えやリフォームなどで仮住まいへの引越しは、普通の引越しと大きな違いはないように見えて実は全く違った性質をもっているものです。

短期間とは言え、快適な生活を送るためにはどういった基準で仮住まいを探せばいいのか、費用はどうなるのか等、さまざまな点を解説していきますね。

建て替えなどの時の仮住まいは自分で探すの?

自宅の建て替えなどで一時的に引越しをする仮住まい。これって、建設会社が用意してくれるの?それとも自分で用意するの?その費用はどうなるの?…初めての仮住まいでは、何もかもが疑問ですよね。

まず、仮住まいの用意ですが、建設会社によっては用意してくれる事もありますが、でも自分で探したほうが良い場合が多いです。

短い期間だとは言え、快適に暮らしたいし、不便すぎるのはちょっと…です。お家賃だってできるだけ安い方がいいし近所に買い物ができるお店があった方がいい…と、色々ありますよね。

ですから、新居へ引越しするまでの間の仮住まいは、費用も自分で出さなくてはいけませんからできれば自分で探すのが無難です。

 

仮住まいにおススメの部屋タイプは?

新居への引越しまでをつなぐ仮住まいに適したお部屋は、いくつかあります。

 

アパート

最も費用が抑えられるタイプの物件です。賃料が安く、マンションのように管理費がかかる物件は少なく、規模が小さいので気楽に住めると言えます。

ただ、音に敏感な人には向いていません。

 

マンスリーマンション

初期費用など無駄な費用を抑える事ができるタイプの物件です。ただ、部屋が広くはないので家族で済むには狭く、複数の部屋を契約する必要があり、出費はかさみます。

また、家財道具は揃っているので運びこめず、どこかに預ける必要が出て来ます。

 

一戸建て

最近は建て替え専用物件が非常に増えています。こうした物件を当たってみるのも良い方法です。

 

ホテル

家族で利用する事には全く問題がありませんが、家財道具が持ち込めないのでどこかに預けなくてはなりません。

また、1泊や2泊なら良いでしょうが、数か月単位になると、費用が高額になりすぎるのもホテルの特徴です。

新居への引越しまでの間をつなぐ仮住まいにはこれらのタイプの物件がありますが、注意点としてはどの場合も「仮住まいだから特別」という事はなく、通常の賃貸契約と同じように敷金や礼金など初期費用がかかる事になっている点が挙げられます。

ですから、仮住まいの場合はできるだけ初期費用の掛からない物件を探す事が重要です。

以前筆者の住んでいたマンションは、敷金1、礼金0だったので、建て替えの間の仮住まいにしている人がかなり多くいました。

 

仮住まいにかかる費用と挨拶

仮住まいへの引越しにかかる費用は、仮住まいとする部屋の家賃によっても異なります。短期間の仮住まいでも、家賃の負担はとても大きなものになりますので、できるだけ安く抑えたいものですよね。

例えば7万円ぐらいに抑えたとしても、通常の賃貸契約同様に、敷金2、礼金1、保険、日割り家賃に前家賃、必要であれば鍵交換…とやっていけば、40万円前後はかかってしまうでしょう。

たとえ仮住まいであったとしても、特別な扱いになる事は少ないので一般的な賃貸契約の相場と同じくらいと考えて良いでしょう。

また、仮住まいへ引越した後の近所への挨拶ですが、これは人それぞれの考え方によると言えます。
最近は、通常の引越しでも近所への挨拶をしない人が非常に増えています。

筆者は引越しをしたら、自分は必ず近所へ挨拶に回りますが、近所へ越してきた人が挨拶に来た事は1度もありません。マンション住まいをしていて、同じフロアに引越してきても挨拶に来た人は1人もいませんでした。

ですので、近所への挨拶については、その人その人の考え方次第で良いと言えるのではないでしょうか。一般論を言えば、挨拶には回った方が心象は良いでしょう。

仮住まいなので引越しが複数回立て続けに行われますし、少なからず迷惑をかける事にもなるのですから。

ですが、だからと言って快適に暮らせる事とはまた別の問題だとも言えます。筆者はあいさつに回ってあったけれどひどいいじめに遭った経験もありましたので。

 

仮住まいへ引越した場合の諸手続きについて

仮住まいへ引越した後、諸手続きはどうしたらいいのか、迷いますよね。例えば住民票をはじめとする各種住所変更など…。

答えから言えば、住所変更や住民票の異動は、する必要がありません。

住宅を建て替えるための一時的な仮住まいの場合、元の場所に戻ると言う前提なので、いちいち変更する必要がないのです。

もちろんこれはクレジットカードや車検証、会社への届け出なども含みます。ただ、交通費の問題などもありますので、会社には一時的な仮住まいでいついつまではこちらにいます、のような報告はしておくと良いでしょう。

とは言え、手続きが必要なものも中にはあります。代表的なのが郵便物です。郵便物は転送届を出せば仮住まいの方へ転送してくれますので、これはやっておくと良いでしょう。

また、電気やガスなどライフラインに関しても、建て替え中は使用を一時的に停止してもらい、仮住まいの方を使えるように手続きしましょう。