新築への引越しの注意点まとめ!挨拶から準備、段取りまで詳しく解説!

新築への引越しは、普通の引越しとは少し異なる点がいくつも出てきます。

また、賃貸とは違ってこれから先ずっとそこで暮らしていくことになるので、周囲への気遣い等も重要になってきますよね。

ここでは、新築への引越しで特別にやることややっておいたほうが良いことなどを解説してみますね。

引越し時の注意

新築への引越し、とにかく気を使いますよね。

床や壁に傷がつかないか、汚れないか、畳が擦り切れたりしないか…。

これまでのように賃貸住宅への引越しなら特に気にしなかったこうしたことも、新築だからこそ気になって仕方ないですよね。

 

日取りが大切

新築への引越しは、日取りをしっかりと考えたいものです。

大安に引越しができればもちろん一番良いですが、そのほかにも移転などに適した日があれば、そういった日取りで進めていきます。

 

養生をしっかりと

賃貸ならそれほど気にしなかった養生も、新築となると「しっかりと!」と思ってしまうものです。

畳の上に家具をどすっと置かれたりしたら擦り切れる原因にもなりますし、ちょっとでも引きずれば傷になってしまいます。

フローリングでも同じです。

傷はもちろん、へこみでもしたら大変ですよね。

そこで、引越し業者に対しては養生を強化するようお願いしておきますが、どこまでやってもらえるか不明な部分もあるので自分でできるところは自分でやっておくと安心です。

自分でできる養生としては、畳の部屋にブルーシートなどを敷いておくこと。

フローリング部分に関しても、引越し業者がやってくれていないところは自分でやってしまいましょう。

引越し作業だけでなく、片付けの際にも役立つはずです。

ちなみに、養生をしっかりお願いしたからといって費用が変わったりすることはありません。

 

換気

引越し前に、何日かかけて家全体の換気を行います。

新築住宅の場合、建築時に使われた部材類から出る「新しい」という感じのニオイが気になることがあります。

体への影響はほとんどありませんが、場合によっては体調不良を起こすこともあるので、十分に換気を行うようにしましょう。

 

全負荷試験

家中の電気という電気を使用中の状態にして、どの程度まで耐えられるか試験します。

ブレーカーが落ちてしまえばアンペア数を上げる必要がありますので、一度は試しておきましょう。

このほかにも、長期間家を留守にしたときのように水道をしばらく出しっぱなしにするなどもやっておくと良いでしょう。

 

引越しの挨拶は必須

新築への引越しの場合、周囲への引越し挨拶は必須となるでしょう。

賃貸とは違い、そこに根を下ろしてずっと暮らしていくことになるので、周囲に受け入れてもらえることがとても重要だからです。

とはいえ、だからと言って何も高価なものを手土産に挨拶に行く必要はなく、これからお世話になる事を丁寧にご挨拶すれば良いでしょう。

新築ということで、周囲も気にしてみているはずですし、自分自身も何度も現場に足を運んでいるはずですから、知らず知らずのうちに顔なじみになっていたり、言葉を交わしている事もありますよね。

ですが、挨拶の際の言葉は丁寧に、なれなれしくならないように気をつけてください。

挨拶の際に持っていく手土産ですが、新築で引っ越してきたからといって特別なものを用意する必要はないでしょう。

通常の引越し同様に、消耗品を選ぶのがベストです。

ただ、なんとなくもう少し気を配りたい場合は、お菓子などが良いかもしれませんね。

賞味期限が短くない、生ものではない保存の利くものがおすすめです。

たとえばクッキーやおせんべいなどは無難でしょう。

費用の相場的には、1世帯あたり1,000円前後で良いのではないでしょうか。

 

自治会・町内会

自治会や町内会への入会も、賃貸ではない場合気になるところですね。

賃貸ではない新築住宅に引っ越してきた場合、自治会長や町内会長への挨拶はしておくべきです。

その地域で暮らしていくためにわからないことは教えてもらう必要がありますし、その地域ごとにいろいろなルールがあるからです。

ですが、ただ挨拶に行けば良いのではなく、そこにもまた注意点があるので参考にしてみてくださいね。

 

順番がある

引越しにも段取りがあるように、周囲への配慮に尾m段取りがあるんですよね。

たとえばごみ置き場の場所や曜日などの詳細、その地域ごとのルールのようなものなどは、その辺の近所の人に聞いてはいけません。

必ず自治会長や町内会長といった、代表者に聞くようにします。

挨拶に行く場合も同様で、必ずその地域の代表者となっている人のところへまず行きます。

 

こちらから出向かなくて良い場合も

地域によっては、こちらから出向かなくても自治会長、町内会長のほうから訪問してくれることがあります。

新しい人が入ってくるという情報は役所などから得ているので、準備して訪問してくれるようです。

周囲のことが何もわからないこちらからは出向きにくい面もあるので、こうした制度がある地域だと助かりますね。

 

このように、地域によっていろいろな特徴がありますが、共通しているのは「順番がある」ということと、「周囲への挨拶は必須」という点でしょう。