引越し業者は1年中いつでも営業日になってて年末年始でも引越しをしてもらえる…?
いえいえ、そうじゃない業者もあるんですよね。
時期によっては休業日の関係で見積もりや予約を断られる事もあるんです。
では、引越し業者の営業日について、解説していきますね。
引越し業者の休業日
多くの引越し業者では、決まった定休日を設けていない事がほとんどです。
そのため、ほぼ年中無休の状態で営業をしていますが、それでも年末年始だけは休業日としているところが多いんですよ。
例えばサカイ引越センターは、通常は定休日を設けていないものの、12/31~1/3の間は休業とする営業所もあります。
《完全に全ての営業所が休業》とはしていないので、中には営業している所もあるのでしょう。
また、ムービングエスも同じく、通常は定休日を設けていないものの、12/31~1/3は休業日としています。
このように、年中無休と思われていた引越し業者ですが、さすがに12/31~1/3の年末年始は休業とする所が多く、その時期に引越しを考えている場合は注意が必要になります。
見積もり・予約を断られる事がある
引越しの見積もりや予約をしようとしても、断られる事があります。
「拒否なんてそんな事あるの???」と驚く人もいるかもしれませんが、あるんです。
でも、そんな事言ってられない、引越さなきゃいけないし!…って時がありますよね。
筆者も断られた経験があるので、その理由や対処法について、紹介しますね。
見積もり・予約が断られる理由
多くの場合、もう予約がいっぱいになっていて、受け入れる余裕がない・もう予約できないという時に見積もり・予約が断られます。
時期的には、引越しの超繁忙期に当たる2月下旬から4月上旬です。
この時期に引越しをしようとしているなら、もっともっと早い段階で見積もりをして予約までこぎつけておく必要があるんですね。
とは言え、部屋を早くに決めてしまうと家賃の重複が多くなってしまって無駄ですしもったいないので、通常はみんなギリギリまで何とか引き延ばそうと考えますよね。
でも、だからこそこの時期は見積もりさえも受け付けてくれないくらい混雑してしまうんです。
じゃ、どうすればいい?
引越し業者側に一切受け入れの余地がないのなら、引越しできないなんてわけにいかないので諦めて別の方法で引越すしかありません。
でも、もしわずかでも受け入れる余地がありそうなら、食い下がって交渉してみてください。
引越し業者の都合でもいい!という事にする
例えば、引越し業者の都合で作業をしてもらえるフリー便や帰り便、混載便でも良い旨を伝えます。
引越し件数が多いと言う事は、それだけ色々な内容の引越しが発生していると言う事。
つまり、帰り便や混載便などの発生率も高いので、運がよければそういった方法で引越しを請け負ってくれる可能性があります。
筆者はそれで運良く帰り便を利用させてもらえた事があります。
自力で引越しをする
もしそうした方法でも無理だと言われてしまった場合は、潔く諦めて、便利屋を利用したり、自力で引越しをするなどの方法を取るしかありません。
と言っても、引越し繁忙期であればレンタカーの予約もいっぱいになっている可能性が高く、自力での引越しすら困難になる事があります。
筆者はレンタカーの調達すらできず、本当にお手上げ状態に陥った経験があります。
その際取った行動は、山形から神奈川へ戻るための引越しでしたが、神奈川のレンタカー会社で予約を取り、山形から神奈川にトラックを借りるために向かいました。
トラックを借りたらとんぼ返りで山形へ戻り、荷物を積んで神奈川へ。
荷物をやっと降ろしてトラックを返却…2晩寝ずの作業でした。
引越しの超繁忙期にもなると、こうした事が起こる可能性もあるんです。
便利屋に依頼する
便利屋を利用する場合は、こうした方法よりも比較的スムーズになる事が多いです。
ただし、地域を限定していたり、引越しのプロではないので作業内容に不満を持つ人もいるかもしれません。
ですが、引越し業者に見積もりすらしてもらえない状況に陥ってしまった場合、他に手はありません。
できるだけ信頼できそうな業者を見つけ、直接会って相談するのが良いでしょう。
見積もり・予約に適した時期
引越しの繁忙期になると、予約どころか見積もりすら断られてしまう現状があります。
そんな事態を避けるためには、いつごろ見積もりや予約をすれば良いと思いますか?
一般的には、引越しの1ヶ月前くらいには見積もりを済ませ、予約をしておくものです。
というのは、今まで済んでいた部屋の退去通知は1ヶ月以上前と定められている場合が多いので、多くの人は新しい部屋が決まってから1ヵ月後くらいを引越し日に設定しているんですよね。
ですので、新しい部屋が決まったら見積もり=だいたい引越しの1ヶ月前、となり、引越しの見積もりを行うのに適した時期という事になるわけです。
とは言え、閑散期などならもっと遅い時期に見積もり・予約をしても間に合う事もあります。
超閑散期だったので実現できたのですが、筆者は、退去日の2週間前に見積もり・予約をした事があります。
これが繁忙期だったら、絶対に無理だったと言い切れます。
引越しの見積もり・予約に必要な期間は、時期によってこれだけ大きく異なりますが、1年を通して「最低でも1ヶ月程度の余裕を持って見積もり・予約をする」という風に覚えておけば間違いはありません。