【引越しの荷造り】パソコン、プリンター、ディスプレイの梱包方法。処分についても。

今はパソコンは1人に1台の時代ですよね。

だから引越しの荷物にもパソコンがあって当然!という人も多いはず。

でもパソコンは普通の荷物と違ってちょっと扱いが難しい面もありますので、引越し業者などではパソコンはオプション扱いだったりもするんですよ。

では、引越し時のパソコンの扱いの基本について、ちょっと解説してみましょう。

パソコンの梱包の基本

引越しの時のパソコンの梱包方法の基本は《元箱に戻す》です。

買った時の箱、そして中に入っている発泡スチロールなど全てが保存してあれば、引越しの時の梱包はこれらに包んで元に戻すだけなのでとても簡単です。

また、もともとの箱や緩衝材なら、そのパソコンにジャストサイズに作られているので、無駄な隙間や遊びがなく、ちょっとくらいの動きや衝撃にも十分耐えてくれるんです。

とは言え、パソコンを買ったときの元箱が取ってある事はあまり多くないんですよね…。

筆者も、購入した時は引越しのことなど全く考える事もなくさっさと箱も緩衝材も捨ててしまいました。

そんな元箱も緩衝材もない場合の梱包方法は、

  1. エアパッキンで包む
  2. ダンボールに詰める
  3. いらない衣類や布団・毛布などでくるむ

などが代表的です。

1のエアパッキンで包むと言う方法は、最もよくある方法ですが、一般家庭にそこまで大きなエアパッキンがあるかどうか…と言うと、そこも疑問ですよね。

ただ、デスクトップのパソコンの場合は画面がむき出しになっているので、確実に保護しておく必要があります。

2のダンボールに詰めるですが、これはダンボールのサイズをしっかり選ばないと中で動いてしまって破損につながります。

ですので、大き目のダンボールに詰めた場合は、中で動かないようにエアパッキンや新聞紙・布などで隙間を埋めるようにします。

3のいらない衣類や布団・毛布などでくるむと言う方法は、筆者はよくやりました。

多少の衝撃からも十分守ってくれますし、意外に安心感が大きいんですよね。

また、デスクトップのパソコンの場合、画面を保護する必要があるんですが、最近のデスクトップパソコンはモニターが薄型になって液晶テレビのようですよね。

この場合、例えばダンボールで液晶画面を保護するようにカバーをつくり、かぶせると言う方法もあるんです。

引越し業者がテレビを運ぶときに使う方法なので、参考にどうぞ。

そして本体部分は、ダンボールに詰めて隙間を埋めると言うやり方が一般的でしょう。

筆者は毛布などでくるんだ上、ダンボールに詰めて隙間を埋めると言う方法をとっていました。

ノートパソコンの場合は、エアパッキンで包むだけでも、ダンボールに詰める方法でも、いらない衣類や毛布にくるむという方法でも、簡単に行えます。

筆者は毛布にくるんで自分の車で運ぶようにしています。

 

周辺機器の梱包

パソコンの周辺機器といって思いつくのはやはりプリンターですね。

プリンターも本来は元箱に戻して運ぶのが一番安全で安心な方法ですが、捨ててしまって元箱がない場合は、やはりパソコンと同じくエアパッキンで包んだり、手ごろなダンボールを用意したり、毛布などでくるむのが良いでしょう。

筆者は元箱を取っておいてあるので、それに戻して運ぶようにしていますが、以前は毛布に包んで自分の車で運んでいました。

スピーカーはエアパッキンや衣類でつつんでダンボールに入れて運べば大丈夫です。

 

パソコン輸送時の注意点

引越し時のパソコンの取り扱い時の注意点は色々ありますが、特に重要になるのが《バックアップを取っておく事》でしょう。

 

バックアップを取るって?

パソコンの中には膨大な量のデータが入っています。

これらのデータが失われないように同じ内容を別の場所に保存しておく事を言います。

 

なんでそれが必要なのか

どうしてバックアップなんてしなきゃいけないの?…と思う人もいるでしょう。

パソコンはちょっとした衝撃や振動にも弱く、引越しの際のそうした衝撃や振動で壊れてしまう事が多々あります。

パソコンが壊れたからデータも全てなくなってしまいました…ではすまない場合もありますよね?

例えば仕事に使っているパソコンだったら、それこそ取り返しのつかない事になる可能性もあるわけです。

そんな事を避けるために、データをバックアップしておく必要があるんですよ。

パソコン本体は壊れたら買い換えればいいし修理という方法もあります。

引越し業者に依頼して運んでもらっていたのなら補償という事もあります。

ですが、データだけは誰も補償してくれないんです。

そして、壊れたパソコンからは絶対にデータを戻せないんです。

また、話は変わりますがデスクトップパソコンの場合は、配線の仕方などもメモしておくと引越し先での設置に困りませんよ。

 

データのバックアップ方法

パソコン内の大切なデータをバックアップする方法はいくつかあります。

 

パソコン内部へのバックアップファイルの作成

最も一般的なバックアップファイルのとり方です。

パソコン内部にバックアップファイルを作成すると言う方法なのですが、パソコンが壊れてしまった場合はどうなんだろう…と、筆者は素朴な疑問を持ちます。

以前、筆者のパソコンも突然クラッシュしてしまい、立ち上げる事もできなくなった事がありました。

そうなってしまうと、この方法でバックアップファイルを作ったところで全く意味はありませんよね。

 

外部に保存する

筆者はこの方法をおすすめします。

手軽なUSBやDVD、外付けのハードディスクが最近は色々なところで売られていますので、こうしたものにデータをコピーしておく方法です。

これなら万が一パソコンが壊れたとしてもデータは保存されているので新しく購入したパソコンに移して使うことができますよね。

また、メール関連のデータは、プロバイダに残っていますし、フリーメールなどの場合も同様です。

ただ、設定など細かい部分は詳細をメモしてこれもデータとして保存しておくと良いでしょう。

最近はクラウドサービスが充実しているので、ネット上に保存という事も可能ですよね。