引越しの時、本籍は皆さんどうしていますか?

住民票は移すのが当然ですが、本籍はどのまま…という人も多いのではないでしょうか。

本籍を移すことのメリット・デメリットのほか、本籍ってそもそもどんなもので何に必要なのかなど、詳しく解説していきますね。

本籍って?

引越しの時に住民票だけでなく本籍を移した事のある人も少なくありませんよね。

本籍とは、その戸籍の場所を表すために用いられる表示方法および、その戸籍を管理するために用いられるものです。

また、その本籍の表す場所を本籍地と呼び、本籍地の所在する自治体がその戸籍を管理する事になります。

じゃあ、本籍って何に使うの?何の意味があるの?…と思いますよね。

正直、何か大きな契約をする場合や結婚等以外に、戸籍謄本や戸籍抄本が必要になる場面は少ないので、本籍がどこにあってもあまり不自由しない人が多いのも現状です。

 

住民票と本籍は全くの別物

本籍と住民票の違いは何だか分かっているようでよくわかっていない、でも何となくわかるような…。

そんな人、多くないですか?

 

本籍

  • 戸籍の所在をあらわすもの
  • その戸籍にいる人たちの関係・身分等をあらわすもの
  • その戸籍にいる人全員で一つの単位として扱われる

 

住民票

  • 住所やそこで暮らしている人の人数・構成、続柄、どこから転入してきた等をあらわすもの
  • 生年月日や性別等の情報をあらわすもの
  • 1人で1つの単位として扱われる

 

ざっと説明するとこんな違いになるわけですが、まだちょっとわかりにくいですよね。

住民票というのはその住所に住んでいる人の情報が記載されているものですよね。

家族で一緒に暮らしている場合は、たいてい「同じ世帯」として登録しているので住民票謄本を請求すれば世帯全員の氏名や生年月日、性別等が記載されてきます。

でも、住民票抄本で請求すると自分の情報だけのものを手に入れることもできます。

これと同じように、たとえば彼氏と同棲していて「同じ世帯」として登録していた場合。

住民票謄本で請求すれば彼氏と自分の情報が記載されたものがもらえますが、続柄は「同居人」のような形で出てきます。

「別世帯」で登録している場合は、謄本で請求しても自分の情報しか出てきません。

つまり、住民票は《その住所に住んでいる人の情報を扱うだけのもの》で、戸籍とは全く関係のない情報を登録しているもの、という事ができるわけです。

これに対し戸籍、本籍は今どこで誰と暮らしているなどという事とは関係なく、その戸籍に名前がある人の生まれてからそれまでの経歴や身分…たとえば筆頭者・妻・などが記載されている…そんな重みのあるものなんです。

 

本籍を移すメリットとデメリット

引越した時、本籍も一緒に移す人とそのままにしておく人がいますよね。

考え方は人それぞれなので、どちらが正しいという事はありませんが、本籍変更する場合のメリットとデメリットについて、解説してみます。

 

メリット

戸籍謄本や戸籍抄本が必要な時に取得しやすい

何か大きな契約等をしようとする時、戸籍謄本が必要になる場面があります。

本籍を移して住所地と一緒にしておくと、戸籍謄本の取得が住所地の役所で行えるのでとても楽なんですよ。

仮に本籍を元の場所に置きっぱなしにしていた場合、戸籍謄本などが必要になったらそこまで行かなくてはなりません。

 

住所と一緒にしている場合、覚えやすい

本籍を移さなかった場合、現住所と本籍地の住所を二つ覚える必要がありますが、住所と一緒の場所に移してあれば住所だけ覚えれば済みます。

 

過去の婚姻歴等が載らずに済む

過去に結婚・離婚をした経歴を消す事ができます。

実際、そういった目的で本籍を移す人もいるようです。

 

デメリット

死亡時の相続関係手続でとても面倒な事が多い

死亡時に相続関係の手続きをする際、その人が生まれてから死亡するまでの本籍を全てたどらなくてはならなくなります。

これは、相続の権利がある人を明確にするために行われるものなのですが、残された遺族はお金もかかりますし少し大変な思いをする事になります。

 

本籍を移すことのメリットとデメリットはこのような感じになりますが、こうしたこともすべて考慮したうえで本籍を移すかうつさないか決定しても良さそうですね。

ちなみに筆者は引越しのたびに本籍を住所地に移しています。

死亡時の相続手続きうんぬん…という事を知らず、母から「戸籍謄本をとるのに楽だからそうしなさい」と言われてそうしてきただけなんですが…かなり厄介なことを教えてくれたもんだなと。

でも、ここまで来たらもうどうしようもないので、今後は好きな場所に本籍を移します。

あ。本籍は実は《自分の好きな場所》に決めていいんですよ!

それこそ全く関係のない場所、住んだ事・行った事すらない場所だっていいんです。

たとえば筆者は横浜生まれなので、横浜市役所の住所である「横浜市港町1-1」だっていいという事になるわけです。

 

本籍の移し方と注意点

本籍変更の方法を紹介しますね。

 

同一市区町村内での本籍変更の場合

同一市区町村内で本籍を変更する場合は、転籍届を出すだけで済みます。

  • 必要なもの:転籍届・印鑑
  • 手続き場所:本籍地または住所地の市役所
  • 費用:無料

 

市外・県外等への本籍変更の場合

同一市区町村以外へ本籍を移す場合は、転籍届のほかに戸籍謄本が必要となります。

  • 手続き場所:本籍地または住所地の市役所
  • 必要なもの:転籍届・印鑑・戸籍謄本
  • 費用:戸籍謄本を取得する費用(自治体によって異なります)

 

同一市区町村内での転籍は戸籍謄本を用意する必要もありませんので、戸籍謄本を取得するための費用もかからず、転籍届と呼ばれる紙を1枚提出するだけで完了します。

それ以外の場所へ本籍を移す場合は、本籍地から戸籍謄本を取得し、転籍届に添付して提出します。

この場合、戸籍謄本を取得するための費用がかかりますが、自治体によって異なり、400円~500円前後かかる事が多いです。

いずれも手続きは、住所地の役所またはこれまでの本籍地でも行う事が可能です。

 



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この記事を書いた人

越前さやか
今までの引越し回数12回の40代主婦。引越しのノウハウについては自信があります!今までの経験を駆使して、みなさんに役に立つ情報をお届けします。