荷物が少ない引越しで、最大限にその費用を抑えるためにはどういった方法を取ればいいのか、悩むところですよね。
これがお得、といわれていたけど実際は違ったとか、こうしたほうがお得だった!なんて後でわかったり。
そんな事のないように、代表的な引越しプランを元に、色々比較してみましたのでぜひ参考にしてみてください。
目次
荷物が少ない場合は、無理に引越し業者を使わない方法も
荷物量が少ない場合、無理に引越し業者に依頼しなくても、安く上がる方法はあります。
例えば大きな家具や家電がない場合は、荷物はダンボールだけになりますので、引越し業者ではなく宅配便を使えばとても安く済ませる事ができてしまうんですよ。
また、家電などはあるけれども単身だから小さなサイズの物ばかり…という場合は、宅配便業者のやっている家財輸送を頼むか、引越し業者のやっている単身者用の引っ越しパックを頼むと言う方法があります。
どの方法を選択したらどのくらいの費用になるか、ちょっと調べてみたので参考にしてみてくださいね。
大型家具・家電なし・ダンボールのみの場合
例えば家具付きの部屋に引越す場合や、実家に戻るなどの場合は荷物がダンボールのみになる事があります。
そういった場合は、引越し業者を頼むより、宅配便で段ボールを送ってしまったほうが断然お得になるんですよ。
神奈川県から神奈川県の引越し・ダンボールサイズは120・全部で10個で例をあげてみます。
ゆうパックの場合
1個につき1,340円。持ち込み割引が1個につき120円割引。複数または同一宛先割引が1個につき60円割引。
つまり、神奈川県内で120サイズのダンボールを10個、ゆうパックで贈った場合の合計金額は1,340-120-60×10なので、1,160×10で11,600円になります。
ヤマトホームコンビニエンスの場合
単身引越しサービスminiというプランがあります。これは大和ほーっむコンビニエンスがやっている引っ越しサービスの最少プランで、ダンボールにして15個分ほどの荷物量が運べるものです。
この場合のダンボールのサイズは350×430×310となっているので、1,090となり、ゆうパックで言う120サイズと同様の扱いです。
関東エリアの同一市区内なら16,000円、その他の地域の同一市区内なら13,000円、いずれも税抜きとなっています。
どうでしょう?同じ荷物を運ぶのに、ゆうパックを使った場合と引っ越しサービスを使った場合の費用の比較をしてみましたが、意外にその差は大きかったですよね。
もちろん、ゆうパックは自分で持ち込む場合の割引を入れていますのえ、自分で窓口へ運ぶと言う手間があります。
引っ越しサービスならそういった手間は一切ありませんし、1つのボックスに詰めるだけ積んでもらう事が可能なので、ダンボール以外の荷物が出てしまった場合にも対応できるメリットはあります。
ただ、そういった想定外の事は無視して費用面だけで考えた場合、やはりゆうパックが最も安く済むと言えそうですね。
家電も多少ある場合
荷物は少ないけれど、家電なども多少あるという引越しの場合は、単身者用の引っ越しパックを利用するのがやはり経済的と言えます。
例えば、小さなサイズの冷蔵庫、洗濯機、電子レンジくらいの家電とダンボール10個、布団、衣装ケース3個程度の場合で比較してみます。
ヤマトホームコンビニエンスの場合
単身引越しサービスがあります。こちらは押入れ1段分の荷物量が入るボックスを使用するので、小さめの家電なども十分に運ぶ事ができてしまいます。
関東エリアの同一市区内なら17,000円、その他のエリアなら14,000円、いずれも税別となっています。
ダンボールはゆうパック、家電はヤマト運輸の家財宅配便の場合
ダンボールは先ほどの計算した通り、10個で11,600円でした。家電はらくらく家財宅配便で送ると考えた場合、冷蔵庫、洗濯機、布団袋はCランクのサイズになるので1個につき7,398円です。
電子レンジと衣装ケースはAランクなので1個につき3,132円です。
合計すると、7,398×3で22,194円プラス、3,132×4で12,528円、なので34,722円、そしてそれにダンボール代がプラスされるので総合計は46,322円…ということになります。
ダンボールだけでなく、多少の荷物がある場合にはダンボールはゆうパック…とするよりも、単身者用の引越しプランを利用したほうが安く済む事がハッキリしましたよね。
状況によってお得な引越し方法は変わる
荷物が少ない引越しと言っても、ダンボールだけの荷物量の場合と、最小限の家電がある場合とでは、本当にお得になる選択肢が異なっていることがよくわかりましたよね。
ダンボールだけしか荷物がないならゆうパックを利用した引っ越しが最もお得で、多少の家電などがある場合は荷物を分割してしまうよりも単身者用の引越しパックを使ったほうがお得になりました。
荷物が少ない引越しでは、できるだけその費用を安く抑えたいと考えるのが普通ですよね。
ぜひ、こうした比較例を参考に、お得な引越しを実現してくださいね!