引越し先の住む場所の決め方!必ず検討すべき5つのポイント

引越しで次に住む場所の決め方には、人それぞれいろいろな考え方があります。 

住環境を重視する人や通勤時間などを重視する人、実家との距離などを重視する人、さまざまです。 

今回は、引越しで次にどんな場所に住むかを決めるのに重視されている点、決め方のポイントなどを紹介してみます。 

通勤経路・時間を重視

引越しをする際、次に住む場所選びで多くの人に重視されやすいのが通勤経路と時間です。 

自宅から会社までの通勤時間、これは毎日の事なので「少しぐらい遠くても…」と軽視してしまうと、非常に高い確率で後悔する羽目に。 

特に電車やバスなどの公共機関を利用して通勤している場合は、向かう方面によっては超満員となってしまい次の電車またはバスまで見送り…なんてことも珍しくありません。 

逆に、1本遅らせてしまったために次が来るまで時間が開きすぎて遅刻というようなケースもあります。 

また、車通勤の場合も同様に、使う道路によっては渋滞が予測されるので実際の距離はそんなに遠くないのになぜかやたら時間がかかる…という事も起こりえます。 

学生でも会社員でも、朝は少しでも長く寝ていたいもの。 

そんな忙しい朝を少しでも楽にするために、自宅と会社の距離は近いほうがいい・通勤時間は短いほうがいいと考える人が多いのも当然のことですよね。 

また、帰りが遅くなった時は「少しでも早く帰りたい」という心理が働きます。 

ただ、不動産の情報では「駅まで徒歩○分」「バス○分」などという表示しかないので、実際に現場を確認してみなければわからない部分が多くあります。 

平坦な徒歩5分と急坂続きの徒歩5分では負担の大きさが違いますよね。 

こうした不動産の紙面の情報だけを信用して決めてしまうと後悔することにもなりかねませんので、必ず駅までの経路や公共機関の混み具合、道路の状況などは調べておくことをおすすめします。 

 

住環境(治安)を重視

女性の目線で最も多いのが、住環境(治安)をメインにした場所選びです。 

女性の一人暮らしなら特に、治安を重視した場所選びをしておかなければさまざまな犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。 

また、子供がいる家庭も同様に、子供を狙った犯罪が多発している現代ですので、治安・住環境という視点での場所選びはとても重要です。 

治安に関しては、インターネット上などで情報収集することが可能ですので、引越し先に迷ったら治安の情報を確認して引越し先の候補を絞っていくのも一つの方法です。 

また、環境についてもある程度は同様の方法で情報収集することが可能です。 

ただ、やはり実際にその地を訪ねて自分の目で確認してみることが重要といえるでしょう。 

治安がいいと聞いていたのにその情報は古かった…今は治安も悪化している、なんて事だってあるかもしれません。 

 

実家との距離を重視

小さな子供のいる家庭、共働きの家庭などに重視されやすいのが実家との距離です。 

何かあったとき頼れる実家が近くにあるというのは、多くの女性にとって非常に重要なことです。 

特に、育児に関する悩みを抱えたとき最も信頼し、相談できるのが実家の両親なので、ここを重視する人はとても多いんですよね。 

また、共働きで帰りが遅くなった時にも、子供の食事を頼めたり、子供が一人ぼっちで留守番になるのを避けることができるのも実家が近くにあるおかげ。 

女性の社会進出が飛躍的となった今、こうした実家の手助けが絶対的に必要になっているといえそうです。 

 

利便性を重視

若い単身者などの場合は休日に遊ぶのに便利な場所を、家族連れなら買い物がしやすい商業施設の多い場所を、といった具合に、自分の生活に見合った「利便性の良い場所」というポイントで引っ越す場所選びをする人も多いようです。 

たとえばサーファーが海のそばで暮らしたいと考えるのも、若い人たちが自由が丘や中目黒あたりで暮らしたいと考えるのも、こうした心理によるものですよね。 

また、家族連れなら商業施設への買い出しは週末の一大イベントになることも少なくありません。 

ましてや子供を連れての買い出しとなるとその負担は計り知れません。 

そんな理由からも、買い物に便利な場所が選ばれるという傾向があります。 

もちろん、駅が近い、バス停が近い、学校が近い、病院がそばにある、銀行や郵便局も近い…など、総合的に判断されているケースが多いようですよ。 

 

部屋の条件を重視

環境や通勤時間、利便性などは二の次でとにかく部屋の条件を重視!…という人も中にはいます。 

実際、筆者がその口なんです。 

普段は車があるから商業施設が近くになくても大丈夫、通勤なども同様。 

住環境や治安に関しては事前にいろいろ調べて引っ越したとしても、部落の問題などは出てこないため未確認…結局はいやな思いをすることになるなどの経験があり、最終的には部屋の条件を重視するようになってしまっています。 

部屋の条件というのは、たとえばペット飼育可・駐車場付・種別(一戸建て・マンションなどの別)・賃料などが主なものです。 

ほかにも、部屋の設備…カウンターキッチンや都市ガス、モニター付インターホン、大型バルコニーなども重視されやすい部屋の条件ですね。 

毎日の生活を送る場所になるので、気に入った部屋に住むというのも選び方のポイントとしては間違っていません。 

ほかのポイントがあまり気にならない・重視していないという人にはおすすめな引越し場所の選び方かもしれません。