引越し荷物にラベルシールを貼る利点とは?効果的な使い方を解説!

引越しのダンボールは、どれも柄・大きさが同じでいったんフタを閉めてしまったら最後…何がどこに入っているのかさっぱりわからなくなりますよね。

また、新居に到着してからもどのダンボールに何が入っているのかわからなければ、搬入時の置き場にも困りますし後で移動も大変です。

そこで、引越しに使うと便利なラベルシールの利点や使い方から選び方まで、少し紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

ダンボールの中身がわかるラベルのメリット

引越しのダンボールに荷物の中身がわかるシールやラベルが必要なのは、中身によって扱いを変えてほしいという意思表示になるからです。

たとえば多くの人は、ダンボールに直接「ワレモノ」とか「取り扱い注意」とか「ガラス」とかの書き方をしていますよね。

また、引越し業者からもらうダンボールの場合、中身が何なのか記入する欄があったりチェック欄を選ぶだけになっていることが多いですよね。

こうした表示がなければ中身がガラスでも食器でも扱いに差をつけることなく運んでしまうので、途中で乱雑な扱いを受けた場合破損してしまうことになります。

当然、中身が何なのか書いていないほうが悪いのですが、それでも荷物の破損として引越し業者が補償しなくてはならなくなるんですよね。

補償してもらえるならこちらは損もないし別にいいじゃないかと思うかもしれませんが、なんとなく後味の悪い結果となりそうです。

そんなことを防ぐためにも、ダンボールは中身がわかるようにしておく必要があるんですよ。

また、新居に到着した後の片付けも考えると、中身がわかったほうが自分が楽です。

 

破損を防ぐ

中身がわかれば扱いに注意するので、荷物の破損を防ぐことができます。

 

積み込む順番を考えてくれる

運ぶ際の注意はもちろん、トラックに積み込む際の順序なども考えてもらえます。

 

搬入もスピーディーになる

どれがどの部屋のものかわかるようにしておけば、運び込む際に迷わず済むので作業がスピーディーに終了します。

 

片づけが楽

中身がわかっていれば、荷解きの順番を考えるのも楽ですし、今すぐ必要なものを迷わず取り出す事ができます。

 

混載の場合も差別化できる

仮に混載便などを利用した場合でも、ほかの人の荷物と差別化できるので間違われることが少なく済みます。

 

ダンボールへの表記例

ダンボールにシールやラベルを付ける際の表記例です。

誰にでもわかりやすい表記例なので、参考にしてみてください。

 

食器など割れ物の場合

「ワレモノ」と太字で、できれば赤色などを使うと目立って良いでしょう。

 

重い物

「重量物」と太字で記入しましょう。

本などの重量物の場合、急に持ち上げて腰を痛めてはいけないので、一目でわかるようにしておきます。

 

洗剤など液体の物

洗剤やシャンプー類、調味料、化粧品など、液体で漏れる危険のある物は「横積み禁止」や「天地無用」と記入しておきます。

さらに、側面のラベルは、上にする面に矢印を「↑」のように記入しておくと安心です。

 

部屋名ごとの振り分け

「キッチン」「1階和室」「2階洋室」「リビング」「洗面所」「子供部屋」など、置きたい場所、収納したい場所の名前を記入しておきます。

後でいくらでも変更はできますので、搬入時にわかりやすいようにしておくと良いでしょう。

 

これらがダンボールへの表記の一例ですが、ダンボールの上の面、側面、どこから見てもすぐにわかるようにしておくのがポイントです。

というのは、ダンボールは積み上げてしまうと側面しか見えないので、上の面だけに記入されていても意味がないんです。

ですので、ダンボールへの記入でもっとも重要なのは、側面への記入なんですよ。

 

ラベルシールの利点

ダンボールは引越しが終わればゴミになるだけですし、大切に保存しておく人はほとんどいないので、直接書いてしまっても問題はありませんが、それでもラベルシールを使うと便利なのには理由があります。

 

一度に大量生産できる

パソコンでラベルを作り、印刷しておけばいちいち手書きで記入する手間が省けます。

たとえば「ワレモノ」などのシールを赤文字で太字にして印刷しておけば、荷造りしながらサッと貼り付けるだけで終了です。

 

色分けでわかりやすくできる

色分けできるラベルやシールを使えば、「赤はキッチン」「緑はリビング」「黄色は子供部屋」など、一目でわかるように分類が可能です。

これなら運びこむ場所を間違えていることにも、すぐに気がつきます。

 

目立たせることができる

たとえばダンボールに引越し業者の絵柄がめいっぱい描かれていると、マジックで記入しても目立たなくなってしまうことがあります。

そんな場合も、ラベルが貼ってあると不思議と目立つものなんですよね。

茶色っぽうダンボールなら白っぽいラベルを、白っぽいダンボールなら色つきのラベルを利用すると良いでしょう。

 

こうしたいろいろな理由によって、ラベルシールの利用が便利だと言えるんですね。

いちいち何度も同じことを書くのは疲れてしまう…そんな人には特におすすめですよ。

 

おすすめのラベルシール

引越し荷物に使うのに便利そうなラベルシールを探してみました。

「引越しラベル」「移転ラベル」といった専用のラベルも用意されているようで、インターネットで検索するとたくさんの種類が見つかります。

ですが、そういったものよりももっとお得にお手ごろ価格で手に入るラベルがあるので、こういったものを利用して見るのも良いかもしれませんね。

 

無地ラベル

これはごく普通の無地ラベルですが、青枠だけでなく赤枠もあるので、使い分けることができますね。

また、はがすのもきれいにできるらしいので、間違えてしまったときにも貼りなおせますね。

赤はこちら↓

そういえば、この手のラベルだったら100均でも見つけることができるので、お得に済ませることが可能ですね。

 

一面タイプ

A4サイズなどの一面タイプのラベルやシールも使いやすいです。

これなら大量のラベルシールが一度に印刷できるので、おすすめです。

パソコンの操作によっては、色分けシールに加工することもできますし、量も多く入っているのでお得じゃないでしょうか。

中には「耐水タイプ」というのもあるので、雨が降る可能性のある時期の引越しには、そちらがおすすめですよ。

耐水タイプはこちら↓