引越しの準備が進まない、間に合わないかも!
…と、ギリギリになって慌てる人も少なくありません。
実際、徹夜で作業をして当日にやっと間に合ったと言うケースも多く見られます。
ただでさえ大変な引越し作業を、徹夜で間に合わせるなんて事のないように、引越し準備が進まない原因を探ってみましょう。
つい思い出に浸る
引越し準備が進まない原因のひとつに、片づけをしながら思い出に浸ってしまう…という事があります。
引越しは荷物を整理・処分するのにとても良い機会ですので、荷物を少しでも減らそう、いらないものは整理・処分してしまおう、と思う人がほとんどです。
ですが、そうやって荷物を出しているうちに「あ!これ懐かしい!」と中身を広げて思い出に浸ってしまったり、家族や友人と一緒に盛り上がってしまうケースが思いのほか多く見られます。
もう処分してしまうからその前に少しでも思い出して盛り上がりたいと言うのならわかりますが、そうではないのについ広げて思い出に浸るというのは、単なる時間の無駄なのでおすすめできません。
しかし現実は、ついついそうなってしまうと言う人が本当に多く、引越し準備が進まないと言う人のほとんどがこれに当てはまります。
どうしても荷物を広げて思い出に浸りたいなら、引越し先で収納しながらやればいいだけの話ですよ。
今は引越し準備に専念しましょう。
いる・いらないの見極めができない
いるもの・いらないもの、の見極めができないというのも、引越し準備が進まない原因です。
こうした判断ができない人の多くは荷物が多く、そのほとんどが使っていないものという傾向が見られます。
よく言う《捨てられない人》ですね。
「これはまだいるかもしれない」「でも使わないし、実際使ってない」「だけど捨てるのはちょっと」…と、いる・いらないの判断がつかずに迷ってしまうケースです。
こんな風に迷いながら準備をしていると、ハッキリ言って作業は全くはかどらないはずですし、普段の部屋も片付かないはず。
いるのかいらないのか、捨てるのか捨てないのか迷って決められない時は、判断を保留にしていったんとりあえず新居にもって行くと言う決断をしておく事です。
本当は必要なのに捨ててしまったら取り返しのつかない事になりますが、判断は保留にしていったん運び、新居に移ってからゆっくり考えれば後悔する事にはなりません。
捨てるのはいつだってできますから、判断ができない場合は保留にして運びましょう。
やる気が出ない
仕事から帰ってから少しずつ準備…とか、家事や育児の合間に少しずつ準備…といったやり方をする人がほとんどですが、この方法では思うようにはかどらないケースがほとんどです。
というのは、まとまった時間が取れないからです。
引越しの準備はとても時間がかかり、手間もかかる作業です。
ところが、仕事から帰ってからのわずかな時間でやろうとしたり、家事や育児の合間にやろうとしても、疲れてしまったり面倒になってしまったり、しまいには子供がぐずって邪魔されたり。
これではかえってイライラするばかりです。
こんなちょこちょことしたやり方でも大丈夫な人も中にはいますが、そうでない人のほうが圧倒的多数のはず。
「今日は引越し準備をとにかくやる日」と決めて、ほかの事は一切やらずに引っ越し準備に集中できる日を確保しましょう。
子供がいると言う場合は、実家に預けるなどして、その日だけで準備を仕上げるつもりで取り掛かるようにします。
少しずつダラダラとやるよりも、気合を入れて一気にカタをつける!のほうが、やる気は出ますよ。
引越し作業は面倒
面倒なことは後回しにしたくなるのが人情というものですが、引越し準備においては同様でもあり、逆でもあります。
引越しの準備、荷造りは本当に面倒でいやな作業です。
ですから、さっさと終わらせてしまうのがもっとも良い方法です。
この点については、「逆」ですよね。
ですが、いるもの・いらないものの判断などは頭を悩ませる事になるので、そんな作業は後回し!
とっとと荷造りだけに専念して荷物をまとめるのが良い方法です。
この点は「同様」です。
つまり、引越し作業は面倒だからこそ、さっさと荷造りをして面倒な事はあとでゆっくりやるのがベスト、という事が言えそうですね。
片付け上手な人は引越し準備も上手
基本的に、引越し準備が上手にできてスムーズに運んでいる人は、部屋の片付けも上手な人ばかりです。
逆に言えば、片付けの下手な人は引越し準備も進まない事が多いと言えます。
普段から部屋がきっちり片付いている人は、あれこれ無駄に散らかしたり片付いているものを壊す事がないので、引越し準備の際も比較的楽に進むはずです。
引越し準備が進まない、どうして片付かないんだ…とイライラしてしまった人は、新居では部屋の片づけを上手にできるよう努力してみるのも良いかもしれませんね。