今の家で買って使っていた物置小屋…できれば引越し先にも持っていって使いたいですよね。
でも、大きさがあるからどうやって運ぶのかわからない。
引越し業者?
それともどこか別の業者?
物置小屋を運んでくれそうな業者と費用の相場について解説してみますね。
物置小屋は誰に運んでもらうのが普通?
今住んでいる家で購入して使っている物置小屋も、次の引越しの時はちゃんと持って行きたい。
結構そういう人っていますよね。
外回りの荷物、例えばガーデニング用品やカー用品、自転車などを収納しておくのにちょうど良いですし、置いていけば撤去費用がかかる可能性もあるんですから。
万が一撤去費用はかからないとしても、まだ使えるし置いて行くのはもったいない…そんな場合もありますよね。
でも、普通の引越し荷物と違って物置小屋はとても大きいので、引越し業者に運んでもらえるかどうかがよくわかりませんよね。
実は、物置小屋を引っ越し業者に運んでもらう場合いくらぐらいかかるか…を出してもらったと言う人の話によると、三辺合計が5メートルちょっとの物置(縦・横が2メートル前後で奥行きが1メートルちょっとのもの)で、およそ6万円前後という見積もりになったようです。
つまり、引越し業者でも依頼すればやってもらえることはやってもらえるのですが、費用はかなり高い感じがありそうですね。
次にやってくれそうなのが、ホームセンターです。
その物置を購入したお店なら話は早いので、相談してみると良いでしょう。
購入したお店でなくても、たいていのホームセンターでは物置小屋を購入すると運んできて設置までやってくれるようなので、絶対に無理!という事はなさそうです。
ただ、料金は2~3万円かかると考えておいたほうが良いでしょう。
実際にホームセンターに相談して移動してもらった人の話では、3万円弱程度で分解・移動・組み立て・設置まで全てやってもらえたそうです。
もちろん、距離がある場合は対象外になる可能性もあるので、相談してみるのが良いですよ。
ほかにも、工務店に依頼するという方法があります。
引越し先で設置してもらうのには引っ越し先周辺の工務店を探せば良いですが、遠方への引越しの場合、分解をどうするかが問題になりそうですね。
分解のみ、組み立て・設置のみで依頼できるか確認しておきたいところです。
どの業者に依頼する場合でも、物置小屋の大きさと移動距離は正確に伝えて見積もりを取るようにしてください。
また、引越し業者の場合は時期によっても料金が異なるので、時期も明確にしておく必要があります。
ほかにも、分解さえできてしまえば、自力で運ぶと言う方法もあります。
レンタカーを借りてくれば分解した物置小屋を運ぶことは誰でもできます。
ただし、組み立てと設置は一人では困難なので、知人・友人を数人集めておく必要がありそうですよ。
物置小屋の処分方法
物置小屋を引越しの際に処分してしまう場合、その処分の仕方にはいくつかの方法があります。
リサイクルショップ
処分というより、リサイクルショップに引き取ってもらうと言う方法です。
まだ使えるものならいくらかで買い取ってくれます。
ただ、持ち込んで査定してもらうことが困難な物なのでまずは電話で問い合わせてみるのが良いでしょう。
処分するとなるとお金や手間がかかるので、リサイクルショップに売れるものなら売るのが一番良いでしょう。
粗大ごみ
そのままでは出せません。
ほとんどの物置は多数のパーツを組み合わせてできていますので、これを地道に解体していきます。
パーツごとに分解できたら粗大ごみとして出します。
自治体によっては不燃ごみで出せる場合もありますが、大きな物は基本的には粗大ごみと考えて良いでしょう。
費用は自治体によって異なりますが、最大でも1,000円前後で済むといえそうです。
不用品買取業者
不用品買取業者に引き取ってもらう方法もあります。
物置小屋などはほとんどの場合引き取ってもらえるでしょう。
ただ、業者によって料金が異なるので、自宅近くでなるべく出張費などのかからない良心的な業者を探す必要があります。
費用は物置のサイズ、地域などのほかに業者ごとに設定が異なるので問い合わせてみないとわからない面がありますが、数千円程度で済むことが多いようです。
残地物として置いて行くという選択肢
持っていくには大変だし、でも捨てるのはもったいない…次の入居者が使ってくれたらいいのに。
そんな場合、管理会社に相談してみましょう。
まだ十分に使える価値のありそうな物であれば、残地物として置いて行くことを許可してくれる場合があります。
ただ、中には「そんな物いらない」と大家さんが拒否するケースもあるので、あまり期待はしないほうがよさそうです。
それでも強制的に置いて行ってしまうと、撤去費用が請求されてしまう可能性もあります。
撤去費用の相場としては、物置小屋くらいのサイズになると、2万円前後と考えて良いでしょう。
もちろん、敷金から差し引かれることになるので「払わないぞ」は通用しない場合がほとんどです。