引越し時の掃除機(掃除用具)の荷造りのポイント!梱包、処分方法も。

引越しの時も掃除機はフル稼働です。

これまでの部屋だけでなく新居だって荷物を運び込む前に掃除くらいはしておきたいもの。

そんな休む暇もない掃除機を荷造りする方法と、引越しといういい機会だから掃除機を徹底的にメンテナンスする意味について、ちょっと解説していきますね。

掃除機の掃除は引越し前に

引越しの荷造りが始まると、掃除機が常に出ている状態になる人も多いのではないでしょうか。

押入れの奥にしまってあった荷物を出してみると、意外に埃がたまって汚れている事が多いので、片づけをしながら掃除機を使う…そんなパターンになりますよね。

普段はあまり掃除をしないという人も、このときはさすがに掃除機の出番が多くなるはずです。

また、普段から掃除をこまめにやっている場合は掃除機の汚れは想像以上にひどくなっているでしょう。

そんな年中無休の掃除機を、引越しといういい機会だからこそ掃除してあげたいとは思いませんか?

掃除機はごみや埃を吸い込むマシンですので、内部の汚れは想像以上で、雑菌の付着もひどいというのが一般的です。

引越しを機に買い換えるからいい、捨てるからいい、というのでなければ、引越しをする前…新居に運び込む前に徹底的に掃除してきれいにしてしまいましょう。

 

掃除機の掃除方法

いつもごみを吸い取って部屋をきれいにしてくれる掃除機。

たまには掃除機も掃除してあげると、掃除の能力も上がりますし、部屋に排出される空気もクリーンなものになりますよ。

基本的な掃除機の掃除は、メーカーや製品ごとに決められているメンテナンス方法に従って行う必要があります。

たとえば紙パック式なのかサイクロン式なのかによってもメンテナンス方法は異なりますし、ごみ捨ての頻度も異なります。

また、サイクロン式ならダストカップが水洗いできるのかできないのか…など、製品ごとに異なっているからです。

ですが、掃除機の掃除のポイントになる部分は次のような3点で、これは紙パック式でもサイクロン式でも共通です。

 

ごみ受け

紙パック式なら紙パックの交換をするだけで済みます。

サイクロン式ならダストカップを掃除、水洗い可能なら水洗いします。

さらにフィルターのごみや埃を取り除き、元通りに組み立てます。

 

ヘッド

掃除機のヘッド部分の構造によって掃除方法は異なりますが、最近多い自走式などは強力な回転で糸くずなどを絡め取っているので分解してごみを取り除く必要があります。

回転ブラシの端のほうに糸くずが絡まっていることが多いので、はずせる場合ははずし、水洗い可能な場合は洗って乾かします。

また、ヘッド全体を固く絞った雑巾でふき取るなどもしておくと良いでしょう。

 

排気口

排気口にも埃がたまっていることがありますので、固く絞った雑巾できれいにふき取っておきます。

また、掃除機全体も埃だらけになっている場合が多いので、一緒にふき取っておきましょう。

掃除機の構造やメーカー、機種によって手入れ方法は異なっていますが、基本的な手入れ方法はほぼ一緒です。

これらの部分を定期的に掃除しておくだけでも掃除機の能力維持につながりますので、時々手入れをしておくようにしたいものですね。

 

掃除機ってどう梱包する?

引越しの荷造りと同時に掃除機も梱包・荷造り…と考えがちですが、掃除機をはじめとする掃除用具一式は、引越し当日も使うことになるので梱包や荷造りはしないほうが良いでしょう。

新居の掃除は事前にやっておくことができますが、今まさに出て行こうとしている部屋の掃除は、荷物が全部出てからでないとできない場合がほとんどです。

荷物の搬出作業の隙を見てちょこちょこ掃除をするという方法もありますが、それにしても引越し当日も掃除用具は必要になる…ということですよね。

ですので、可能なら掃除用具は自分で運ぶようにするか、引越しの荷物の最後に積み込んでもらうようにします。

その際も、ダンボールに詰めて梱包…などと考えず、ダンボールにまとめておけばいい、ぐらいに考えて良いでしょう。

たとえばバケツや雑巾、洗剤などは小さめのダンボールにまとめ、掃除機は大きめのダンボールに分解して入れます。

フタなんてしまらなくても大丈夫です。

ダンボールにまとまっていればバラバラになっているよりずっと良く、また、中身が掃除機だとわかるので引越し作業には欠かせないもの・当日も絶対使うもの、ということがわかってもらえているからです。

引越し荷物がどんどん運び出されていく中、こちらもどんどん掃除を進めていき、掃除用具もぱぱっとまとめて「最後にこれを積んでください」と声をかけておけばOKです。

 

掃除機の処分

掃除機を買い替えて処分する場合は、粗大ごみに出すのが一般的です。

リサイクルショップでは掃除機の受け入れは難しいと思われるので、処分という方向でしょう。

自治体ごとに粗大ごみの費用は異なりますが、安いところで300円程度から、高いところでは1,000円程度で処分できます。

小さく分解できたり、ハンディタイプの小さな掃除機なら不燃ごみとして出す事もできそうですが、通常の家庭用掃除機は分解しても粗大ごみサイズになりますので、無理をせず粗大ごみとして出すようにしましょう。

ただ、引越しの機に処分する場合は粗大ごみに出す方法は難しいかもしれませんよね。

というのは、引越し当日も使いたいのですから。

そんな場合は、引越し業者に処分をお願いするという方法が最も適していると言えそうです。

引越し業者の中には不用品処分をしてくれるところもあり、この場合、引越し荷物と一緒に運び、最後に引き取ってくれる形になりますので一切の手間がかかりません。

費用は業者によって異なりますが、引越し当日、今の今まで使う事ができ、新居への到着と同時に処分してもらえるのですから、掃除機の処分方法としては最もおすすめできる方法です。