結婚を機に引越しをする場合、引越しの準備だけでなく結婚式の準備や入籍、引越し全てのタイミングも考えなくちゃいけなくて本当に大忙しですよね。
でも、人生の中で一番大きいかもしれない結婚というイベントを失敗には終わらせたくないから、前もって色々調べておきたいもの。
今回は、結婚を機に引越しする場合のさまざまなタイミングや手続きなどについて、解説してみます。
結婚して引越し!そのタイミングは?
結婚して引越しをする場合のそのタイミングって、いつが正しいんでしょうか?
某調査によると、半数以上の人たちが同棲から結婚に移行しているので、「結婚よりずいぶん前から一緒に暮らしていた」と答えています。
古い時代の親がいる場合は、こうした事にかなりの抵抗があるのでありえない事かもしれませんが、でも現実ってこうなんですね。
結婚より前に同棲など一緒に暮らすようになる理由はいくつかあって、相手の本性を見て判断するため、お金を貯めるため、一緒にいたいから、など様々です。
逆に、結婚するまで一緒に暮らさないという人たちの中には、けじめ、親といられる時間がもうあと少しだからなどの意見も見られました。
結婚を機に引越しする場合のそのタイミングですが、「このタイミングで」という決まりはないものと言えますが、お互いの都合が合う時、双方の親に認めてもらえる時期、というのがベストなのだと言えそうですね。
具体的には、双方の両親への挨拶も済み、結婚式の日取りも決まり、入籍も済んだあたり…という感じでしょうか。
別の視点から言えば、新居も決まり住民票の異動などと同時に入籍を済ませたら一緒に暮らせると理想的なので、早い段階で荷物は運んでしまい、引っ越し自体は完了させておくというのも良いと言えそうですよね。
ただ、いずれにしても引越し業者の繁忙期に当たると予定通りに引越し作業ができない事が多いですし、料金も相場より高くなってしまいますので、できるだけ繁忙期は避けたほうが良いでしょう。
結婚引越しの荷造りのポイント
結婚による引越しをする場合の荷造りのポイントは、「絶対必要な物だけを持って行く」ようにする事です。
家財道具は新しく買い揃えるでしょうし、これから新しい生活をしていく中で新しく作られる思い出や物が増えていくはずです。
ですので、絶対必要!という物でなければ、実家に置いておくというのも良い選択と言えるでしょう。
自分にとっても良い思い出であり、親にとっても子供の思い出が残されているのは、何だかとても嬉しいものです。
全てを持って行ってしまうと、何だかそこにいた事自体を拒絶しているかのように感じてしまう事もありますので、実家に置いておけるものは置いておくようにしましょう。
そうする事で、運ぶ荷物が減って引越し作業自体も楽になりますし、費用の削減にもつながります。
それこそ、荷物がダンボールだけになるなら引越し業者ではなく宅配便を利用しても良いので、引越しにかかる費用は思いのほか安く済ませる事ができてしまうんですよ。
結婚、引越しとお金のかかる事が続きますから、こんな小さな工夫も惜しまずやっていきましょう。
結婚と引越しに必要な手続きは?
結婚して引越しする場合に必要な手続きは、2種類あるという事になります。
でも、結婚も引越しも重なるとなると忙しすぎて役所に何度も行っていられない!…ですよね。だから、こんな方法で手間を最小限にしてみましょう。
- 旧住所の役所で転出の届けを済ませると同時に婚姻届を入手しておく。この時、印鑑登録の抹消もしておくと便利です。
- 新住所地に転入届を出しながら同時に婚姻届を提出する。同時に年金の手続きも行う。
- 相手の扶養に入るなら、健康保険の手続きは相手の会社に依頼する。
これ以外の手続きは、車検証や免許証などの住所や氏名の変更がありますが、役所での手続きではないので大慌てでやる事はありません。
住民票や戸籍ができてきた時点でやっても間に合いますよ。
現段階(2016年2月現在)では、まだ完全とは言えませんが、この先はマイナンバーカードの普及率も向上するでしょうし、カードの利用範囲も広がっていくと思われますので、これらの面倒な手続きはもっと簡素化される可能性がありますね。
引越し後の挨拶には行きましょう
新婚さんが引越してきたことを、周囲にお知らせしておきましょう。引越し先でわからない事があった時、困ったことがあった時に、気軽に聞ける環境を整えておくためです。
せっかくの新婚生活が周囲とのトラブルでつまらないものになってしまってはいけませんから、引越した後は2人そろって周囲への挨拶に回るようにしてくださいね。
挨拶品は、高価なものでなくてかまいません。筆者はよく、ラップとホイルをセットにしてのしを付けて配りながら挨拶に回りました。
昔はタオルが一般的だとされていましたが、最近は使ってなくなる消耗品が人気なので、あっても困らないラップやホイルを筆者は選択しています。