うるさいけど安いし安全性が高い!?学生マンションとは?

学生マンション、最近良く耳にしますよね。 

でも、学生マンションはうるさいとか安全性はどうなのか、家賃はどうなのか?などわからない事がたくさんあります。 

今回は、普通のマンションと比べて学生マンションとはどういうものなのか等、詳しく解説していきますね。 

学生マンションとは

学生マンションとは、入居者を学生に限定したマンションの事を指しています。 

一般の賃貸住宅の中にも学生だけを対象としたマンションもありますが、最近は企業によって管理・運営されているハイグレードな学生マンションが増えています。 

学生マンションは、オートロックや防犯カメラの設置などセキュリティ面に力を入れている安全性の高い物件が多く、管理人が常駐しているケースも少なくありません。 

また、学生寮などとは異なりプライベートも確保されているため、多くの学生に利用されています。 

 

学生マンションに住むメリット

学生マンションに住む事に、どれだけのメリットがあるか見てみましょう。 

 

仲間意識 

入居者全員が学生なので、仲間意識が芽生える事もあります。 

廊下や食堂、エントランスなどで顔を合わせているうちに仲良くなる事も少なくありません。 

こうして知らない間に友達になったりしていくのも学生マンションに住むメリットでしょう。 

 

ハイグレード 

一般のマンションと比べて、学生マンションのほうがハイグレードである場合が多いようです。 

例えば同じ賃料でもエレベーター設置、防犯カメラ、オートロックなど学生マンションのほうが設備が良かったり、管理人が常駐していてセキュリティ面で優れていたりと、高級感あふれる住宅で暮らす事ができてしまいます。 

 

自由 

学生寮などでは門限があったりアルバイトができない場合があるなど、《自由》と言う点で苦労する事もあるようですが、学生マンションの場合はアルバイトも自由、門限もなし、友人が尋ねてくるのも自由…など、そういった点で自由と言えるようです。 

 

安心 

セキュリティ面が充実している事・防犯カメラが設置されている物件が多い事などから、安心感が得られると言えます。 

本人はもちろんですが、送り出す親の立場からしても「それなら安心だろう」と思える事が多いようです。 

 

学生マンションの注意点

学生マンションに住む場合、メリットばかりではなく注意点も存在しています。 

 

空き室が少ない 

空きが出る事が少なく、また、出たとしてもあっという間に埋まるので入居に苦労するようです。 

順番待ちになっている場合は良いですが、そうでない場合は早い者勝ちなので、空き室情報を常にチェックしておく必要があります。 

 

うるさい 

学生寮と違って自由度が高いため、生活パターンに差が出て、深夜の騒音などにつながる事もあります。 

友人同士集まってドンチャン騒ぎ…なんて事も自由にできてしまう点は、うれしい反面、迷惑行為にもなりかねません。 

 

賃料が高め 

一般的なマンションよりも賃料が高くなる傾向が見られます。 

設備面が充実しているためか、管理費等が高額になり、トータルの家賃が高いという事のようです。 

 

内部では安全面に問題あり 

学生だというだけで入居ができるシステムを採用している所が多いため、安全面に疑問がある場合も多いです。 

外部に対するセキュリティは高く設定されていますが、内部にまで及ばず、内部での盗難などには注意する必要があります。 

 

入居期間 

1年更新のところが多く、更新のたびに更新料がかかる場合があり、費用がその分多くかかります。 

 

卒業したら退去 

学生マンションは学生のみが入居できる建物なので、卒業したら退去しなくてはなりません。 

場合によっては卒業後も可という事もあるので、相談してみると良いでしょう。 

 

学生マンションの選び方

学生マンションの選び方は、一般的な賃貸住宅の部屋選びの仕方とは少し異なります。 

 

学校までの距離 

学校までの距離や交通の便などを十分に考慮して決定する必要があります。 

バス便、電車、自転車やバイク、車などさまざまな通学方法がありますが、自分が使う方法に見合った場所・立地条件にある学生マンションを選ぶ事が大切です。 

 

家賃 

学生マンションは管理費や共益費などを含めると、一般的なアパートやマンションよりも家賃が高額になる傾向が見られますので、賃料の面は良く考えてから決定するべきです。 

場合によっては一般のアパートやマンションのほうが安位場合もあるので、比較検討する事が重要です。 

 

設備 

家具付、家電付など生活するために必要な設備がすべて整っている場合も多い学生マンションですが、入居申し込みをする前に見せてもらい、どの程度そろっているか確かめておく必要があります。 

また、給湯器やエアコンなどの設備も確認しておくと、無駄な出費を抑えられるポイントになります。 

ほかにも、騒音問題を軽減できるような構造になっているか、壁は薄くないか等、細かな部分もきちんと確認しておくようにすれば失敗は避けられるでしょう。