引越しが決まると、とたんに忙しくなってあれもこれもやらなきゃ…と思いつつ、つい忘れてしまうことってありますよね。
後でやれば問題ないものならいいのですが、忘れたことが大きな問題になる場合もあるので、十分に注意しておきたいものです。
そんな「忘れがちなこと」を引越しの各シーンごとに挙げてみましたので、実際の引越しの時に忘れないように参考にしてくださいね。
目次
引越し準備の段階で忘れがちなこと
引越し準備の段階で忘れがちな事や物は次のようなものが多いです。
洗濯機の給水アジャスター
全自動洗濯機では必ずついてくる給水口のアジャスター。
洗濯機は外したけれど、これは忘れてしまうというケースが非常に多いです。
新居で洗濯機を接続しようとして気がつくケースが多いので、十分注意が必要です。
最後の最後までドライバーを出しておく必要は、実はこんなところにあるんですよ。
郵便物転送
郵便物の転送手続きは、事前にやっておく必要があります。
電気やガスなどの移転の手続きは直前でも比較的対応できる場合が多いのですが、郵便物は少し時間的余裕を持つ必要がありますので、少なくとも1週間前くらいまでには済ませておきたいものです。
郵便局に備え付けのはがきだけでなく、インターネットからでも手続きは可能なので、何かのついでにやっておくと良いでしょう。
引越し当日に忘れがちなこと
引越し当日にも忘れがちな事・物はいろいろあります。
ブレーカーを落とす
荷物の搬出が終わって最後に部屋を出る際には、電気のブレーカーを落としていきましょう。
ただ、建物によってはブレーカーは落とさないようにと指示されることもあるので、管理会社の支持にしたがってください。
そういった特別な指示がなければ、基本的にはブレーカーは落として退室します。
意外に忘れやすいので注意してくださいね。
鍵
家族みんなで鍵を持っている場合、それらすべてを回収して管理会社に返却する必要があります。
1本でも不足すると問題になりますので、忘れることなくすべて回収してください。
よくあるのが、いつもどおり鍵を持ったまま子供が学校へ行ってしまった・夫が鍵を持ったまま出勤してしまった…などです。
また、このとき、入居の際に渡されたもともとの鍵は当然すべて返却しますが、合鍵を作ってふやした場合はそれも一緒に提出するのが基本です。
自分で作ったのに?と思うかもしれませんが、合鍵を作った場合は一緒に提出するよう指示されます。
照明器具
あって当たり前の存在、そして引越し当日忘れがちなのが照明器具です。
実際、あるのが当たり前すぎてつい持っていくのを忘れてしまう…というケースは少なくありません。
引越し作業が朝や昼間なら、当日を迎えたその時点でまず外すなど、早めに外してしまうようにしましょう。
引越しで忘れがちな手続き
引越しの時に忘れやすい手続きも結構多いものです。
住所変更
住民票の異動は忘れなくても、ほかの住所変更を忘れてしまうということは少なくありません。
たとえばネット通販や携帯電話、保険会社、クレジットカードなどです。
こうしたものの住所変更は意外に忘れがちなので、事前に「住所変更が必要なものリスト」を作っておくと良いでしょう。
車の住所変更
車の住所変更は、意外に忘れがちです。
特に、陸運支局まで行かなければならないので忙しい人だと忘れがちですね。
また、車庫証明が完成してからの手続きになるので、それも忘れてしまう一因となっているかもしれません。
車の住所変更をしておかないと、納税関係の書類が届かなくなるので車検に通せなくなったり手放す際に面倒になったりと、いろいろなリスクもあります。
ですので、引越し後に1日だけ時間を作って、手続きをしにいくようにすると良いでしょう。
火災保険の解約
2年間の契約期間満了で、更新せずに引越しをするという場合は不要ですが、契約期間の途中で引越しをする場合は、火災保険の解約手続きを行いましょう。
この手続きは忘れる人がとても多いのですが、残った期間に合わせて解約返戻金が発生するので、手続きをしないと損ですよ。
ちなみにこれは、管理会社等はやってくれないので、すべて自分でやることになります。
契約時にもらった火災保険の証書や証券に連絡先が書いてありますので、そこに連絡をして解約する旨を伝えます。
保険会社によって手続きの仕方は異なりますが、解約のための書類が送られてきて、それを返送するというのが一般的です。
書類を返送したら解約返戻金が指定口座に振り込まれますので、これで火災保険の解約手続きは完了です。
忘れがちな事はリスト化しておく
準備段階、当日、全体を通して…どの段階でも忘れがちな事や物はあるので、そういったことは事前に順序だててリスト化しておき、チェックしながら進めていくことをおすすめします。
引越しは本当に忙しく、今やろうと思っていたことも忘れてしまう…なんて事だってありますので、リスト化しておくことはとても効果的なんですよ。
このとき、スマホなどのカレンダー機能やタスク管理の機能を使う人もいますが、紙にリストを記入して、ペンでチェックしていく方法を取ったほうが抜け落ちが少なくて済みます。
アナログすぎて面倒と思うかもしれませんが、意外にこの方が後で見直したりするのにも便利なんですよ。