引越し当日はどんな服装をすればいいのか、迷ったことがある人は多いでしょう。
自分で引越しをする場合、引越し業者がやってくれる場合、それによっても異なりますが、いくつかの注意点等について解説していきますね。
目次
引越し作業当日の服装
引越し作業当日の服装はどうすればいいのか…?
悩んだ経験はありませんか?
普通に考えたら《動きやすい服装》《汚れても良いような服装》を思いつくものですよね。
自力で引越しの場合
自力で引越しをする場合は、全部の作業を自分たちでやるのでとにかく利便性が最優先になります。
- 動きやすい
- 汚れても良い
- 破れても良い
この3点が有力です。
筆者は自力で引越しをする場合、ほとんどがジーンズにTシャツ、またはジャージにTシャツです。
手伝ってくれる親族たちも、作業着、ジャージ、Tシャツがほとんどでした。
引越し業者に依頼している場合
引越し業者に依頼している場合は自分で率先して作業をする事はないので、自力で引越し作業を行うときほど動きやすさ・汚れてもOKという点に重点をおく必要はありません。
また、破れてもOKなんて必要はほとんどありません。
ただ、荷物の搬入の際にいろいろ支持を出したり、その際に必要な作業として、少し荷物を移動するなどの作業は出てくる可能性もありますので、動きやすいに越したことはないでしょう。
また、その際に汚れる可能性も否定できませんので、動きやすく汚れてもかまわない服装を選ぶのが良いでしょう。
引越し作業の際には、思わぬところで汚れがついたりするものです。
ちょっと壁に触った、ちょっとたんすの裏に触った…というだけでも、汚れはつくものです。
こうしたことも想定して、動きやすい普段着、汚れてもかまわない普段着といったイメージでいればあらゆる場面に対応できるでしょう。
引越し当日に挨拶回りをする場合
引越し当日に周囲に挨拶回りをする予定でいる場合、それも考慮した服装をしておく必要があります。
自力での引越しの場合
自力での引越しの場合は、とにかく動きやすく汚れても良い服装をしているはずなので、そのままあいさつ回りにいくことは避けたいところです。
汗をかいているだけでなく、汚れている可能性があるため、そのまま挨拶回りをすれば「汚い」「だらしない」「非常識」と思われてしまうのがオチです。
そこで、自力で引越しをするけれど、その後挨拶回りをする予定…という場合は、前もって挨拶回りの際に着る服を用意しておき、いったん着替えてから挨拶回りをするようにしてみてはいかがでしょうか。
ほかの荷物と混ざってわからなくならないように「挨拶着」とダンボールに目立つように書いておき、それは別にしておくとあわてずに済みます。
引越し業者に依頼している場合
自力での引越しとは違って自分たちで汗まみれ・汚れまみれになる作業は行わないので、最初から挨拶回りにいける服装でいるのも良いでしょう。
と言っても、ある程度は動きやすく、汚れてもかまわない服装というのが前提ですが、普通に公共機関などを利用できる程度の普段着でいるのが良いでしょう。
または、自力のときと同じように挨拶回りの際に着る服を別途用意しておくのも悪くありません。
着る服別、挨拶回りの注意点
着る服によって、挨拶回りの際に注意しなければならない点があります。
ジャージ
引越し当日だとは言え、ジャージは挨拶に回る際に着る服としては失格です。
確かに動きやすくて汚れても良い服装ではありますが、挨拶という人前に出る機会には適さないものです。
今はおしゃれの一環のようにジャージ上下を着る人もいますが、決しておしゃれではなく、挨拶と言う観点から言えば《失礼》に当たる服装と言えます。
スーツ
昔の人は、人前に出る・挨拶をする…と言う場面ではスーツを着るのが常識だと言います。
ですが、引越し挨拶の場合は必ずしもスーツである必要はありません。
ただ、新築の家を建てた場合などで、周囲の雰囲気も高級感があり、地域の特性がグレードの高いものであれば、引越し挨拶とはいえスーツ着用で行くのも良いでしょう。
そうでない場合…たとえば一般的なアパートやマンションなどの場合は、スーツを着ていくと逆に怪しまれてしまい、出てきてもらえない可能性もあります。
玄関前に見知らぬスーツを着た人が立っていたら、誰だって「不審」に思うものです。
何かのセールスか、あまり嬉しくない知らせのように思えてしまうのが普通です。
ジャージのような失礼に当たる服装で行く事や、逆に不審者に思われがちなスーツで行く事は、とても極端な発想かもしれません。
ですが、引越しの挨拶回り=周囲の人に自分の存在を知ってもらう・顔を覚えてもらうための行いですので、第一印象はとても大切なものなのです。
汚れたジャージ姿でたずねれば「だらしない人」「いい加減そうな人」と思われてしまう可能性が高く、逆にスーツ姿で庶民的なアパートの挨拶回りに行けば「お高くとまっている人」「上から目線?」などと勘違いされてしまう可能性もあります。
そのため、置くの人には《ラフすぎない・ピシッとしすぎない普段着》というのが選ばれています。
服装ひとつで今後のご近所づきあいが左右されるなんて面白くない話ですが、それが世間の常識なんですよね。
第一印象はどんな場合でもとても重要ですので、挨拶回りの服装選びに失敗しないよう、十分注意してくださいね。