引越し業者の用意しているおまかせパックは料金が高そうだけど、楽できるみたいだから利用してみたい…そう考えている人は意外に多いようです。
特に小さな子供がいる場合や仕事が忙しい一人暮らしの場合、急な転勤などの場合に多く利用されているようです。
目次
おまかせパックってどんなサービス?
各引越し業者が用意しているお任せパック、らくらくパックのようなサービスはどのような内容なのでしょうか。
一般的な引越しスタイルは「梱包など荷造りは自分でして、業者に運んでもらい、新居で自分で荷ほどきをする」というパターンです。
ですが、小さな子供がいて引越し準備が思うようにはかどらない、一人暮らしで仕事が忙しくて時間がない、急に転勤する事になってばたばたしているし時間もない…というような人たちには、こうした一般的なスタイルの引越しが難しい場合が多くなります。
そこで、引越し前の梱包や荷造りから新居での荷ほどきまですべてを引っ越し業者にやってもらえるサービスが登場し、これがおまかせパック、らくらくパックなどの名称で人気となったのです。
業者によっては、引越し前の荷造りだけをやってもらえるパック、新居での荷ほどきもやってもらえるパック、荷物の配置から掃除などまで徹底的にやってもらえるパックなど、さまざまな内容で展開しています。
おまかせパックの料金はどのくらいプラスになる?
一般的な引越しとおまかせパック、らくらくパックなどの引越しでは、どのくらい料金に差があるのか、とても気になるところですよね。
1~2万円の差なら断然使ったほうが楽でお得ですが、そうでない場合はちょっと悩んでしまいます。
おまかせパック、らくらくパックなどの料金相場は、一般的な引越し料金と比べておよそ4~5万円高くなるケースが多いようです。
ただ、これも荷物の量や作業員が何名増員になるかによって異なり、人件費も業者によって異なるので一概には言えない場合がほとんどです。
また、一般的な引越し料金と比較して、おまかせパックやらくらくパックは、単身者の引越しでない場合、10万円以下でできる事はほとんどないと言われています。
さらに、閑散期ならともかく、繁忙期ともなると30万円前後かかったケースもあり、時期に左右される点も考慮しておく必要があります。
やはり、楽できる分は高くついてしまうと言うことなのかもしれませんね。
各社を比較してみたら
おまかせパックやらくらくパックを扱っている引越し業者はたくさんありますが、中でも大手と言われる業者についていろいろ比較してみました。
サカイ引越しセンター
サカイでは数多くのこうしたパックを用意しており、どこまで依頼したいかによって選べるようになっています。
自分たちではまったく何もしないプラン、荷ほどきだけはやるプラン、荷造りもやるプラン、掃除などまでやってもらえるスペシャルなプラン…などです。
いろいろなプランの中から都合にあったものを選べると言う点では自由度が高く、お財布の都合に合わせることもできるので助かります。
アート引越しセンター
アートのこの種のパックは、2種類のみ用意されており、フルパックかハーフパックの選択となります。
ただ、女性のみですべての作業をやってもらえるレディースプランなどがあるので女性には人気があるようです。
ヤマトホームコンビニエンス
ヤマトのこの種のパックはオプションの追加をして行くことによって完成するものが多いようです。
つまり、必要なオプションだけを追加して行くことができるので、やはり自由度は高めです。
宅急便を併用したサービスも展開しているので、引越し専門の業者よりも幅広いサービスが期待できます。
日通
日通は引越し行s回ではナンバーワンといわれる事もあり、その技術の高さ、信頼度は非常に高いと評判です。
この種のパックには特に強く、エコにも配慮した作業が行われるため、評価は高いようです。
これら大手のおまかせパック、らくらくパック等のようなサービスの料金は、業者ごとに基準が異なるため、正確な数値として比較する事ができません。
また、荷物量、移動距離、作業内容によってもまったく異なるため、実際に見積もりを取ってみなければ金額が出てくることはありません。
ホームページなどで大体の費用を確認しようとしても公開されている事はないと思って間違いないでしょう。
じゃあ、何でどこを選ぶ?
おまかせパックやらくらくパックの料金がホームページなどでは公開されておらず、実際に見積もりを取って見なければまったくわからない場合、何を基準に選べば良いのか…困ってしまいますよね。
そんな場合は口コミを検索してみることです。
利用した人の口コミ情報がネット上で公開されている事は今は珍しくなく、比較的簡単に検索する事ができるでしょう。
ただ、こうした口コミ情報のすべてが信用できる内容だとは限りません。
「自分にとって満足できるものではなかった」「期待していたものと違った」「考えていたようなものではなかった」など、自分を中心にした考え方で口コミを投稿している人はとても多いので、第三者的な目で評価しているサイトを参考にしたほうが無難でしょう。