予定の時間になっても引越し業者が来ない…そんなことが時々ですが、あるようです。

業者によってその対応もまちまちで、それが余計に怒りに火をつけてしまうことも。

引越し業者の遅刻によって損害が発生した場合は、損害賠償が請求できるのか、引越し代を返してもらえるのか、ちょっと解説してみますね。


引越し業者が来ない理由

引越し日時は最低でも1週間前には決定しており、こちらはその予定で荷造りやら片付けやらをやっていますよね。

ところが、予定の時間になっても業者が来ない…遅れるという連絡すらない…そんな事が時々ですが起こっています。

このように引越し業者が時間通りに到着できないのには、いくつかの理由があります。

 

交通事情

時期や時間、場所によっては交通渋滞が発生する場合があります。

特に都心部の幹線道路などでは朝晩の渋滞は必至で時間通りに到着できるほうが稀といえる状態です。

また、そういった道路では事故の発生率も高いため、遅刻する可能性も視野に入れておくほうが無難です。

 

フリー便

引越し費用を安く済ませるためにフリー便を利用した場合、前の引越し作業の影響を受けてしまうことがあります。

この場合はもともとそういう便であることを了承しているはずなので、仕方ないと割り切るほかありません。

 

不測のトラブル

車両の故障や事故など、不測のトラブルが起こる可能性もあります。

その場合はあいているほかの車両で対応するのですが、車両に空きがない場合は引越しの予定を変更となる場合もあるようです。

 

引越し業者が予定時間になっても到着できない理由の多くはこうしたものですが、中には業者側の不手際・ミスによって遅刻するといった事例もあるようです。

 

損害賠償請求は可能なのか

引越し業者が遅刻してきて引越しの予定が大幅に変わってしまった。

そんな場合、損害が発生したとして損害賠償請求を行うことは可能なのか…引越し代を返してもらうことは可能なのか…とても気になる部分ですよね。

結果から言えば、標準引越運送約款の中で「遅延により直接生じた財産上の損害」に関して損害賠償の請求を行うことができるとしていますので、理屈の上では請求することは可能です。

ただし、遅延により直接生じた財産上の損害というのがどのような場合を言うのかが問題になります。

具体的には次のような場合を言います。

  • 遠方への引越しで、ホテルに宿泊予定であったが遅延によってチェックインできずキャンセル扱いとなってしまった。よってキャンセル料が発生し、損害が出た。
  • 新居への移動に公共機関の利用を考えていたが、遅延によって公共機関の運行が終了していたためタクシーを使わなければならなくなった、またはチケットが無駄になった。
  • 予定していた引越し日に明け渡しの予定だったのに遅延によって明け渡しができず1日分の賃料等を支払わなければいけなくなった。

上記は一例ですが、このように実害が出た場合にはその分に関して支払いを求めることができるとしているんですね。

つまり、予定の時間に遅れたからといって「引越し代をチャラにしろ」や「値引きしろ」はできず、「精神的苦痛を受けた」というのも通用しないということです。

それはなぜなのか。

引越しの契約は「一切の時間の狂いもなく荷物を運びます」というものではなく、単に「荷物を運ぶ」という内容のものだからです。

道路を利用する以上、時間の遅れが発生する可能性は完全に排除することはできません。

もちろん、時間に余裕を持って作業を行っているはずですが、それでも不測の事態は必ず起こるものだからです。

 

遅刻の連絡があったら

常識ある業者なら、予定時刻に送れそうだと判断できた時点で、客側に連絡を入れるものです。

もし連絡が入った場合は、あとどのくらいで到着できそうなのか、何時ごろになりそうなのか、を確認するようにしましょう。

もし連絡がない場合は、引越し作業の責任者がドライバーを兼ねているのかもしれませんから、とりあえず営業所に連絡を入れて見ましょう。

引越し予定日当日になって業者が到着しない場合の対処法は、これくらいしかないでしょう。

 

引越し業者遅刻の実例

引越し業者の遅刻体験をした人の話によると大手引越し業者Sを利用した際に、予定時刻を過ぎても連絡すらない、10時間も遅れてきた、というものがあります。

営業所に電話するも「折り返す」と言われるが電話は来ない…何度もそれを繰り返し、最終的には予定日を変更するよう提案されたという驚きの内容です。

真実かどうかはわかりませんが、そんな話もありました。

筆者も引っ越し業者がいくら待っても来ない…という経験はしています。

午後1時からの予定だった引越しが、午後3時を過ぎてようやく始まるというものでした。

遅れるという連絡は、ありませんでした。

結局、搬出、運搬、搬入のすべてが終了したのは午後8時過ぎで、もうすぐ9時になろうというところでした。

業者の対応は、遅れに関しては謝罪等ありませんでしたが、作業自体はとてもてきぱきとやってくれ、荷物を落下させてしまったことに関しても正直に申告してくれたので問題はありませんでした。

また、筆者自身は「やってもらえれば」という思いがあったので特に不満はありませんでした。

結局、遅刻云々ではなく、遅刻した際の対応がどうなのかによってこちらの感情が変わってくるのではないでしょうか。

遅刻してしまったけれどその分作業は丁寧かつ迅速に行い、作業員の態度も良く十分なコミュニケーションが取れていれば不満も小さくなり、その逆だった場合は不満がより大きくなってしまう…そんな気がしないでしょうか。

 



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この記事を書いた人

越前さやか
今までの引越し回数12回の40代主婦。引越しのノウハウについては自信があります!今までの経験を駆使して、みなさんに役に立つ情報をお届けします。